2018年4月10日発売 テンカウント 6巻 <宝井理人> の感想です。

 

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テンカウント(6) (ディアプラスコミックス) [ 宝井理人 ]
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おわりか~~終わってしまうのか~~

さみしいな~~~6巻で最終巻となります。

臨床心理士の表紙の人 黒瀬と

潔癖症の社長秘書 城谷の二人のお話です。

日常生活に支障が出るほどの潔癖症の城谷が

心理カウンセラーの黒瀬と出会い、

潔癖症をなおすべく奮闘していきます。

手帳にクリアしたいことを10個記入し、順にチャレンジしていきます。

最後の10項目目は空欄のまま、二人の関係も進んでいきます。

 

宝井さんの本で、一番人気が出ていると言ってもいい本作。

正直私は、あんまり、です。

連載開始当初から、どうも

エロ医者とエロ患者

っていうイメージが抜けなくて~~~!

エロカウンセリング漫画だな~~~って思っちゃって~~~!!!

エロ奴隷かな~~~~って考えちゃって~~~!!!

宝井さんの絵が、私とても好きなんです。

繊細で、でもしっかりしていて、とても綺麗で。

デビュー当時から作者買い!と決めている作者さんです。

でもな~~~~~~

なんで潔癖症にエロが必要なの~~~~???

無理じゃなーーーーい????

潔癖症の人にその展開いけるの~~~~~???

と、私自身は潔癖症ではないのでほんとうのところはわからないですが

毎巻、それできんの・・・?その展開いけんの・・・?

黒瀬くんだから大丈夫設定なの・・・?

城谷さんがめっっっちゃがんばって無理してる設定なの・・・?

と見ていてソワソワしてしまいます。

私がこう思うのは、

黒瀬くんが常に無表情で感情をあまりださないからかもしれません。

それが黒瀬くんの魅力なのですが。

まぁエロは楽しいのであって良いんですけど、

宝井さんのエロはとてもすばらしいので、楽しいんですけど、

どうもお話の根幹とエロ展開が結びついてない気がしています。

そのまま最終巻に・・・

惹かれあう強い結びつきの出会うべくして出会った二人だから

エロくて当然なんだ、そうなんだ、と思いながら読んでいます。

 

そうはいっても、黒瀬くんも城谷さんもとても魅力的なキャラです。

無表情で無頓着、言葉を選べない黒瀬くん。

繊細でどこか抜けていて考えすぎてしまうけど流されやすい城谷さん。

とかくエロいことには流されていく城谷さん。

そんな城谷さんの不潔恐怖症の原因となった女性が

6巻では登場します。

なんとも存在が嫌味に書かれていて、

なにがそんなに嫌味を表しているのかわからないほどなんですが

これも宝井さんのお話作りと画力の高さゆえなんだろうなと思います。

あと黒瀬くんの真っ黒なところが楽しいです。

若い!

って感じで。

あとやっぱり絵がすごい

ひさしぶりに見たけどほんとうすごい

これはほんとうに是非紙で、紙で見てください。

koboはほら、白抜きが激しいから、ね。

たまに何かわからないほど白く抜かれていることがあるから。

すごく残念なので、紙で、是非質感を感じて欲しい・・・・

そう、質感がある・・・・

あんな繊細な顔書くのに、こんなに質感が・・・・

お察しろ~~~~!!