少女の木靴は底が磨り減っていた


何日歩き続けていたのだろう


少女は疲れきっていた


遠くに出稼ぎに行ってしまった母親に会いに
歩き続けていたのだ

父親は数ヶ月前に事故で他界

少女は住む場所も追われ身寄りが無かった


少女の名前はアニー


アニーは
とある街に辿り着く



回りには墓地が多い
でもどこか幻想的な街




街の水車小屋の前で
華を売ってる少女を見掛ける



花売りの少女は
おじぎ草を売っていた



アニーは
もっと可愛いお花売らないの?

と問いかける



花売りの少女は
「私が華だからこれは建前」


と答えた



花売りの少女の名前は
マチルダ




これが
アニーとマチルダの出逢いだった