感じる心
四季折々の花を観ることも、神社を訪れる一つの魅力です。
春の桜、夏の紫陽花、秋は金木犀、冬はロウバイ。
花が咲くことで廻ってくる季節を感じることができ、心を打たれます。
私は金木犀の香りが大好きで、毎年今か今かと心待ちにしています。
花が美しいと感じるのは、こちらに「美しさを感じる心」があるからです。
ですから、誰もがそう感じるとは限りません。「花より団子」というところでしょうか。
これは私たちが日常でもよくありがちなことです。
「あの映画すごく良かったから是非観てみて」と言われ、期待を込めて観に行くと、そうでもなかった。
そうです。
人によって異なるのです。
何かを感じるということは、そのものと同じものがこちらにもあるからです。
それはその人の生まれ育った環境や、積み重ねられた経験によって、知らず知らずのうちに育まれるものなのでしょう。