神様と歌姫様 -33ページ目

神様と歌姫様

[平成30年9月16日 安室奈美恵さん引退!!]

 このブログは、私の活力源であります「安室奈美恵」さんの魅力と、私の生業であります「神職(神道・神様)」の両面により、これからも続けていきたい理想の生き方、憧れの生き方を皆様にお伝えしたいと思います。

「命名」に込められた想い

    

 神社では赤ちゃんの命名(名付け)を行います。
 神社に伝わる方法で画数や陰陽、五行というものを基に「吉運」の名前を導き出します。


 依頼される方にはいろいろな方がいます。
 「絶対にこの名前がいいんです」
 「この漢字を使いたいんです」
 「全てお任せします」
 
 神社で選名された候補の名前を、一度で決める方もいれば、何度も迷い、ようやく届け出期間のギリギリに決まる方など様々です。
 しかし皆さん神社に初穂料(金銭)を納めるまでして相談に来られるのですから、その想いは共通にして深いものがあります。

 

 名前は親から子への最初の贈り物、愛情表現です。

 

 「人に好かれる子になってほしい」
 「やさしい子に育ってほしい」

 「とにかく健康でいてほしい」
 そのような切なる想いの結晶が名前なのです。


 また、名付けられた本人もそのような想いの環境の中で育って行きますし、次第にそうなるように意識しつつ成長していきます。
 
 ですから、平成5年に話題になった「悪魔ちゃん命名騒動」などのような安易な命名は避けるべきです。
 名前は、ときにその人の性格そのものに影響を及ぼすものです。

 それを頭に入れて、慎重に付けることが大切です。
 
 襲名という習わしがあります。
 先人の由緒ある名跡を継ぐことです。
 歌舞伎役者や落語家など,さまざまの芸能で行なわれています。

 最近では、落語家では桂三枝が六代目桂文枝に、歌舞伎役者では七代目市川新之助が十一代目市川海老蔵になったことは有名です。
 「名実ともに」というところでしょうか。
 
 江戸時代までは、武士や貴族の子は名前を変える習慣がありました。
 幼少時は幼名を付け、(ようめい)元服後に(いみな)(忌み名)を新たに付けます。
 例えば徳川家康の幼名は竹千代、諱(いみな)は元信(もとのぶ)その後、元康(もとやす)、家康と改めました。
 諱や(あざな)などは言霊信仰の顕著な例です。

 

 芸能人も芸名を付けることで、その意味を成す印象となります。
 仮に「清川麗子」と「岩石剛子」とでは見る前からイメージが違います(笑)
 
 ちなみに、安室ちゃんの名前の由来は、当時お母さんが好きだったドラマのヒロインの名前です。

 困難に負けないヒロインに感動して付けたのが「奈美恵」です。

 「名は体を表す」

 その通りになりました。