Whatever will be, will be ♪ -2ページ目

Whatever will be, will be ♪

2011年春旦那ちゃんの無精子症が発覚…。
治療は行き詰っちゃったけど、諦めてはいません。
結局最後はなんとかなるさ♪
今しかできない二人だけの自由奔放な生活を楽しみつつ、
人生設計再構築中です!

6時起床。


寝ぼけながら血圧と体温、サチュレーションのチェックを受けて、

あんまし眠れなかったなぁ‥とベッドの上であぐらを掻いてぼんやりしていると‥


カーテンがシャっと開いて先生がひょっこりかぜ


医者「モカさーん、体調どう?眠れました?今日アブレーション頑張りましょうねー」

とっても早口で言い切って、カーテンをシャッと閉める。


モデルのモ「はっ!先生、あ、はい。お願いしま‥」

びっくりした私がしっかりと返答する間もなく去って行かれました苦笑



え?まだ6時半だけど‥早っ。何だったんだろう。

あまりに突然の医師の訪問でした(笑)


忙しくなる前に顔見に来てくれたのかなー。

しっかし、淡白なことワラ

でもなんかそんなサバサバした態度がいかにもデキる医師っぽい(私の勝手なイメージです)感じがして、嫌いじゃないけど苦笑ドキドキ


朝食後は絶食。水分のみ可。


前日シャワーを浴びさせてもらった時は

髪の毛を乾かすのが面倒だったのでシャンプーは諦めていたのですが手術前に洗髪してもらえました。さっぱり。


手術着に着替えて、

手術の2時間前くらいから点滴開始。

何だったか忘れたけど。

血栓ができないように血液をサラサラにする点滴だったのかな。


あとは、両足の甲の動脈を確認するためマジックで×印を付けられたのですが、私の足の甲が高い(分厚い)せいか、看護士さんが脈をとるのに苦労してたな。


それから、手術用のキツい靴下(エコノミー症候群予防のため?)を履かされたのですが、今回はいらなかったらしく、手術開始前に脱がされました。結構苦労しながら履いたのだけど。いらんかったやんっ苦笑

確かに。術中は足首に常に血圧計を付けて何度も測定していたので、そんな靴下履いてたら正確に測れないよね。


そして私が一番恐れていた工程が‥

尿道のカテーテル挿入ですガーン!!


思った通り、痛かったですうるうる

まぁでも挿入時に「イデデっ」と発してしまうくらいで、

一度通ってしまえば少し違和感があるくらいでした。

その違和感もすぐに慣れました。


いよいよ手術の予定時間が迫り、ベッドごと検査室へGO!!


たぶん、普通の手術室ではなくて、カテーテル専用の検査室のようなところのようでした。

先生から話は聞いていたけど、スタッフの多さと機械の多さにちょっとびっくり。

医師含め、スタッフはたぶん15人くらい??たくさんのモニターの前に細ーい検査台。


難しい手術ではないと思って大きく構えていましたが、

いざ検査室に入ると「わー、こりゃ大ごとだぁガーン!!」と、そこで初めて怖くなってきました。

でもすでにまな板の上の鯉苦笑 もう先生を信じるしかない~ワラ


検査台へは自力で上がりました。

ヒンヤリ感に鳥肌っ。そしてまた緊張かお(背景透明)


心電図の電極を背中や胸にペタペタ張られ‥

足首には血圧計。足指にサチュレーション。


準備はさささーっと進み、あっという間に手術開始。


まずは鼠蹊部のカテーテルから。


最初の麻酔が結構痛かったです。

一か所につき3,4回打ってたっぽいな。

左は「いきますよーちょっと痛いよ~」って言ってくれたのに

右は無言でチクッときたので、ワオえ゛!、って思っていましたワラ


カテーテルの挿入はずぶぶーっと押される感覚がありました。

なんだか焼き鳥の鶏肉になった気分でした朝です

下腹部が少し生理痛みたいな鈍痛があったけど、そんなに痛くはなかったです。


続いて首も麻酔、カテーテル挿入。

つばを飲み込むとちょっとつっかえた感覚がありました。

痛みは全くなし。


局所麻酔だけで意識がはっきりしていたので、

先生方の術中の会話が丸聞こえです。

医者「あれ?このカテ入りにくいぞ?太さ合ってる?

   一本目はすんなり入ったのになー。なんでだ?」とか

医者「検査台動かすよー、あれ?動かない。なんか引っ掛かってない?」

医者「あー、これ一回やり直すわー」とか。

患者の心配には及ばないささいな事なのでしょうが、

ちょいちょい不安になりそうなワードがsao☆


看護士さんが

ナース「何かあったら言ってくださいねー」とすぐ横にいてくれて

今何をしているとか説明もしてくれました。


モデルのモ「ちょっと寒いです」

ナース「室温あげますねー」

とか


モデルのモ「左の刺さってるとこがちょっと痛いです」

医者「太いのが刺さってるからねー、麻酔追加するよー」

とすぐ注射してくれたり


モデルのモ「腰が痛いです」

医者「○○を××mL入れて~」

ナース「はーい、ちょっと眠くなりますよー」

とたぶん鎮痛剤を点滴してくれたり、


色々とすぐに対応していただきました。


ペタしてね

手術の前日の午後から入院となりました。


部屋は4人部屋。

同じ階の患者さんは皆、心臓に疾患のある方ばかりのようで年齢層はかなり高かったです。

寝たきりっぽい方も結構いたなぁ‥

私がダントツで若かったから、同じ部屋の方や廊下で会う患者さんにかなりびっくりした感じで見られました苦笑


入院着に着替えてさっそく感染症等の検査のための採血。

体温と血圧の測定。

なぜだか微熱でしたが、風邪の症状などは特になし。

緊張から来るストレス性のものだったのかな‥勝手な自己診断ですが汗


次に、下のヘアーのチェックモジモジ

カテーテルを入れる部位が両太ももの付け根だったので、

自分で色々調べ、おそらく剃毛するだろうと踏んでいました。

しかも手術前日に生理3日目だったので、

看護士さんに剃ってもらうのが申し訳なくもあり、

病院に来る前に自分で処理していました。

なのでチェックのみお願いし、OKをもらいましたぐぅ~。ナース


手術後はすぐにはお風呂に入れないということで

シャワーを浴びさせてもらい、すっきりきらきら

病院まで40分歩いて来ていて、汗かいてたからよかったぁクローバー


続いて手術前の心電図。


入院中の心電図をすべて記録するための

ホルター心電図も装着。

ホルターは手術前に一度外しましたが、術後にまた付けて

退院の直前まで記録していたようでした。


あとは何もすることがなく、ベッドでごろごろしながら本を読んだり、うとうとしたり‥


旦那ちゃんはその日ちょうど前の日から出張だったのでその日は会うこともなく、

次に会うのは手術が終わった後‥

ちょびっと寂しかったです苦笑


病院でのごはんは何にも制限のない通常食。

コロッケや魚のフライなどの揚げ物もあったし、

少しは薄味だったけど、あまり気にならず美味しかったです音符

ただ、消化が良いように野菜の湯で加減がかなり柔らかめだったことが

唯一残念だったかな苦笑



9時消灯って、普段遅寝の私にとって全く寝付けず‥…

それでもiPodで音楽を聴きながら、いつの間にか寝ていました。


ペタしてね

予約して数週間後に専門医の先生の診察を受けました。


私はこれまでの検査歴や発作の感じを詳しく話し、

それまでに受けた検査結果の説明を先生が説明して下さって、


医者「検査で発作は捕まらなかったけど、心電図の波形や発作時の話から総合的に判断すると、病名はWPW症候群の上室性頻拍ですね」


と、はっきり診断されました。


そして、妊娠出産時に発作が起きた時のリスクや薬で発作を止めても、一時的に抑えるだけで根本的な治療にはならないこと。手術(カテーテルアブレーション)がどんなものか、病院のどんな設備を使うか。先生のアブレーション治療の経験が十分あること等、一通り説明してもらいました。


それまで何回か診察してもらった先生よりも若い先生だったけど・・・・・好き

自信を持って診断している感じが伝わってきて、

安心して任せられそうだなぁと思いました。


医者「手術で治せると言われても、すぐには決心がつかないですよね?」


と言われましたが、私は医師のGoサインが出るならすぐにでも手術を受けたいと思っていたので、その場ですぐ


モデルのモ「手術したいです頑張ります!」と返事しました。


医者「お、もう腹くくってましたかワラじゃあ早めにやりましょう」


というわけで、3週間後に手術日程が決まりました。



後日、旦那ちゃんには一日だけ午前休をとってもらい、

一緒に手術の説明を受けてもらいました。
その時に詳しい説明や合併症のリスクなど(ほとんどありません)

の説明を受けました。




カテーテルアブレーションについて~

素人説明ですのであしからず苦笑


私の場合、心臓に余計な電気信号を流してしまう部分があるので頻拍を起こしてしまいます。

なので、まず検査用のカテーテルでどの場所に原因があるかを調べます。

心臓の内側の壁に微量の電気刺激をして、発作を誘発することで異常個所を特定します。

次に原因箇所にアブレーション(心筋焼灼)を施して余計な電気経路を遮断してしまいます。


カテーテルは3箇所の静脈から、計5~6本入っていたようです。

首から1本、両太ももの付け根(鼠蹊部)から2本or3本かな。

一番太いカテーテルはパソコンの電源ケーブルくらいだそうな。

カテーテル挿入部の局所麻酔だったので術中に意識はありました。


続きます。


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