資格取得について考えられている人はたくさんいらっしゃると思います。
でも試験に合格しさえすれば人生が好転するかどうかと言われたらちょっと違うのかも、と言う話です。
ずっと夢の職業があって、その為に大学や学校に通って、国家資格を取りました‼️
そのまま就職へ!!
という場合はちょっと違うと思いますが、資格ひとつで人生が大きく変わることが確約されるかどうか、と言われたらちょっと違うのかな、と。
学校を卒業してすぐに経験を積み、ほぼ一生をかける仕事ということではなくて、
歳を重ねたあと、なんとなく転職に有利かも~(-_-)くらいで資格を取ったとして、それだけで人生が劇的に変わることは少ないのではないかということです。
資格取得+そのあとの転職活動とか、その前の情報収集とかコネクションの広げ方とか、目標設定の仕方、継続する力…そういったことがセットで必要だということです。
働きながら少しずつスキルを上げていって、それが最終的にすごく困ったときに役立った経験は私にもあります。
PCスキルやネットワークの知識、事務スキルや対人スキルは転職の度に身に付いていった感じですし、学校にもいくつか通っていわゆる「履歴書に書ける資格」もどんどん増えて、その合わせ技を即戦力としてのスキルとして捉えてもらったと思うからです。
でも試験に合格することだけを目標にしてると、その後に迷いの時期が来てしまうかも、という話。
宅建の勉強をしているとき、Youtubeで授業動画が参考になるかしら~?と思ってみたりしてちょっとした合間にいろんな先生の動画を覗いてみたりしてましたが、
「宅建に合格して人生を変える」
とおっしゃっていた先生がいました。
授業自体はとてもわかりやすく、実際に自分が通っていた学校の講師もしてらしたので、耳馴染みのある声で内容も入ってきやすく、個人的には良いと思いましたが、その一言がキャッチーでモチベーションを上げる為のひとことであるとわかっていながらも
「実際はそうはいかないよね?」
とそこだけはすんなり受け入れられなかった記憶があります(人生経験が邪魔をしています(笑))
あ、否定じゃないです。その言葉自体はキャッチーでいいと思います。頑張ろうと思えるし。
その後、わたしの身分証のひとつ?として、宅建士が加わりましたが、人生はさほど変わってません(笑)
(引っ越ししたときの申請手続き先が増えました(T_T))
でも選択肢は広がったし、目標もできたし、比較的転職もスムーズに進められました。
今の会社で資格を持っているのはメリットが大きいので、勉強して取得することはプラスになったと思います。
(ファイナンシャルプランナーの場合はプランナーとしてすぐ活躍できるかどうかと言われたらそれはまったく違うと思いますしね(-_-;))
ただ、資格取得が最終目標になってはいけない。
もし転職と資格取得をセットで考えている方がいらっしゃったら、その後が勝負なんだぞ~って勉強しながらちょっとだけ思ってください。
宅建やFPの場合、不動産業界や金融関係、保険業界で勤務しながら取得を目指す方も多いと思うので、手当がついたり、昇進や昇給に直結するから、それで少し人生が好転することはあるでしょう
でもただ資格をとれば、何かが変わると漠然と思っていたら、たぶん「あれ?」って思うはずです。
資格をいっぱい持っているのに「何がしたいのかわからない」と言って寮付き短期の工場勤務に行った子もいました。
資格を取得できなかったのに、不動産業界に就職した方もいらっしゃいます。
やっぱり資格が直接人生を変えたのではないみたいです。
資格があれば、尚よし。
その他の頑張りとか考え方とかがセットになっている。
個人的には「体力」「健康」「心の強さ」が最強だと思ってます
(最近体調悪くて、心身の健康が資本だとつくづく思うので)
資格の学校でも
「あなたはもう勉強はいいから、体調管理だけね」
と言われてまして(-_-;)
認定心理士の資格はある。
書いていて結論がでました!!!
次わたしが目指すべきは、FP1級でもマン管でもなく、ヘルスケア系の資格みたいです(笑)
また何か頑張ってみるかな?