2024年7月18日(木)19日(金)
福岡サンパレス（福岡）
" TULIP 50周年記念ツアー
“ the TULIP ” アンコール公演 "
とうとうこの日がやって来た
TULIPラストツアーファイナル
いつもの1曲目から
ほとんどの曲は総立ちで
でもいつもと同じようにライブは進む
アンコールが終わり会場アナウンスが流れてもアンコールコールは止まず
GibsonES335、つまり安部さんがステージへ
最後にもう一度「心の旅」を合唱し
全てが終わった
ファイルの日、335は安部さんにお参りをし感謝を伝えることが出来た
この日は終わることが悲しいより
今こうして目の前にTULIPがいる事、
今日も生で聴けている事が嬉しくて
凄くこの時間が幸せで
今まで以上に涙は出るも
ほっぺが痛いぐらい
口角は常に上がりっぱなし
そう、ずっと笑みだった
この当たり前が終わる
でも今こうして聴いている
それが嬉しくて嬉しくて
笑みが止まらない
前回の名古屋までは「終わる」事にずっと涙していたが
最後の最後に、
これで終わる「悲しみ」より
この歳までTULIPが傍にいてくれた事、
今ここで聴いている「喜び」が勝ってしまった
いつか終わりは来る
だから悔いの無いように
行けるところは行ってきた
お金も時間も費やした
でも335にとってそれは
お金や時間よりももっともっと大事なものだった
泣き崩れるに違いないと想像していたファイナル
こんなに笑顔でいられた自分が不思議だった
この直前までこんな自分の感情に予想もしなかった
笑って最後のツアーを迎えられる事が嬉しかった
1977年
枕元のラジオから流れてきた
" ブルー・スカイ "
忘れもしない
これが全ての始まりだった
例えば
335の人生からTULIPを取り除いたら、
TULIPに出逢わなければ、
その時間に何が埋まるのだろう
それはTULIPを越えるものなのだろうか
335にとってそれは幸せだったのだろうか
いや、TULIPを越える幸せなんてない
TULIPで良かった
TULIPに出逢えて良かった
心からそう思う
沢山の出逢いをありがとう
沢山助けてくれてありがとう
沢山の幸せをありがとう
あなたたちがいたから
今の335があるんです
335はTULIPが大好きなんです
TULIPの音楽が一番好きなんです
誰よりも
何よりも
どの音楽よりも
ありがとうTULIP
335はTULIPに出逢えて本当に幸せでした
今回は「ラストツアー」だけど
「解散」とか言ってんじゃないから
「ツアー」さえやらなければ
「嘘つき」じゃないんだよ
いや、「嘘つき」でも全然いいんだよ
だって今まで何度嘘ついてきた？
ね、財津さん(笑)
NHKさん怒ってるし(笑)
その度に335は悲しみと喜びを繰り返してきた
あと3年で55周年
みんな元気ならまたやってくれると
みんなは願ってる、いや、信じている
ね、財津さん♥️
