父と一緒にお祭りに参加したのは何年ぶりだろうか。

そういう父の姿を見るのも何年ぶりだろうか。

ふと、そんな事も考えた。

 

 

大阪出身の家内に我が故郷の魅力をどう伝えようかと想いを巡らした時期もあった。

栃木県内の観光地を色々調べて私自身が結構知らないと気付いたりもした。

フェイスブックやらインスタやらも不慣れながら覚えた。

 

 

今日こうして振り返ると、栃木県内をあちこち出掛けるのも楽しいが、やはり故郷のお祭りでは様々な思い出を残したし、今回もまた参加させて頂いて本当に良かったです。

 

 

そして今回は終了後の片付けも含めてお役に立てないがらもわずかにお手伝いさせて頂きました。子供の頃はもう帰っていた時間ですから、初めて見る様子でもありました。公民館前の集会所を片付けて山車も倉庫に入れる準備をします。沢山の皆様が土砂降りに濡れて寒い思いをしながら山車を倉庫まで運びました。

 


気力体力だって結構疲れている時間帯だと思います。それでも翌朝早くから最後の片付けをして下さる方もいらっしゃる。

炎天下の丸二日も山車を運行し、関係者との連絡を密にして公道を通り、子供達が安全にお祭りに参加出来るよう監督し、地域の方達の協力を仰ぎながら一年に一度の行事を遂行する。私と同じ世代の方達はまさしくその責任を背負っていらっしゃる。今回そんな皆様のお姿を拝見致しました。

 

 

そうした若衆の役目をかつての父も担っていた訳で、私は今その年齢になっている。ブランクはあったものの、父がかつて携わった役割を私も少しずつ担わせて頂くとしたら、そんな姿を我が子に伝える日も遠くないのかもしれない。

故郷で過ごす夏休みには、家族の想いがある。

 

2019年8月25日

 


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