シー君の様子がおかしいなと感じた翌朝、まだ調子悪そうにしていたシー君。
仕事に行く直前に玄関で話しかけてみた。
『寝れたの?』
『いや、ほとんど寝れなかった。』
『本当に仕事の事?何か悩みがあるんじゃないの?』
思い切って聞いてみた。
『うん…。また話すね。』
背中を見せて靴を履いたまま、振り返りもせず仕事に行ってしまった。
やっぱり仕事の事じゃなかった。
シー君があんな顔するなんて、絶対Yさんのことだ。間違いない。何か状況に変化があったのかな?
そう思って、YさんのSNSを見てみることにした。何か変化が分かるかも。
そう思っていつものように、以前やりとりしたメッセンジャーからYさんのページを開こうと思ったら、開けない。
この間まで『友達かも?」みたいな欄にも出てたのに、そこにも見つからない。
どうやらブロックされたようでした。
この間までは見れてたのに、なんで今更ブロック?
私がまたメッセージ送ったりできないようにしてるんだ。
何かあったな…。
確実だ。
その日は、1日中その事で頭がいっぱいだった。
久しぶりに何も手につかなかった。
考えられる最悪の事態の妄想ばかりしていました。
コロナで会えない間に2人の想いが高まって、一線を越えてしまったのかな。
何かうしろめたいことができたから、ブロックされたのかな。
やっぱりYさんの方を選ぶって言われるのかな。
ネガティブな妄想ばかり。
たまらず仕事中のシー君にLINE。
『朝のこと、帰ったら話して。気になってしょうがない。』
すぐに返事が来た。
『わかった。』
『話そう。』
『また爆弾?』
『爆弾ではないと思う。』
『怖い。』