オリンピックが毎日面白い❗️
男子バレーかっこいいよ
バレーボールって、部活に入ってなくても
誰でもやったことあるスポーツのひとつ。
クラスマッチで盛り上がったりして。
ルールもなんとなくわかるし、親しみやすい競技だ。
私も例に漏れず、お遊び程度でやったことはあるよ
ってレベル。まさかあんなことになるとは…
息子(21歳)が中学生の頃の話。
PTAや子供会の役員は、立候補はしないけど
誰もいなければ、まあやってもよいよ…
なんて言いながら
やり出したら割と張り切るタイプだった。
当時40代半ば。スポーツはもっぱら観戦のみ。
運動はウォーキングくらい。
年に1度あるPTAのバレーの試合。
その年は当番校で
沢山の仲間と準備した。
少年野球の時のウグイス嬢(笑)の経験から
放送係になったり、駐車場で誘導をしたりと
とても忙しく、楽しく過ごしていた。
役員をこなしながら、息子の学校も応援する。
試合は順調に勝ち上がり
結構良いところまで勝ち進んでいた午後。
息子の少年野球からの友人(母)が私の元へ。
その人は中学、高校と部活でバレーを経験し
PTAバレーでも中心的な存在だ。
「かっきぃ、ちょっときて、お願い!」
何か私に出来ることがあるなら喜んで!!
くらいの勢いでついて行くと…
おもむろにユニフォームを渡され
「時間ないけぇすぐ着替えて!
なにもせんでも大丈夫。
ベンチに座っとくだけじゃけー」
はいぃ〜⁉︎
「いーけ、もう時間ないけ、着替えて!」
反論する隙を与えない様にか
鬼の形相で私に指示をするのだ。
周りを見ると、皆んなママさんなのに
勝ち進んできた自信に満ち溢れた表情で
「よろしく。でも大丈夫?」
シュッとした顔をしてこっちを見ている。
知った顔は二人くらい。私からしたら
皆んなかっこいい選手達だ。
見るからに経験者ばかりだし。
結局、トイレで着替えて、気付けば皆んなと
輪になって次の試合を待っている私…
友人が私を紹介する。
「さっき肉離れして帰った〇〇の代わり。
ベンチに一人いないと、何かあったら
棄権になるから。でもかっきぃは初心者じゃけ
絶対にコートに出さんよ!」
…苦笑いがおきる。
何を確認するべきかもわからない私。
かろうじて、体育館に複数貼られている
テープの色、どの色使うん?とだけ確認するのが
精一杯だった。気が付けば、皆に気を遣っている。
結構ピリピリしているのだ。
私の顔が青ざめているのを察知して
何人かの選手が声をかけてくれた。
「信じてるからね」と私も皆んなに声をかける。
口調はまるで、頼りない監督の様だ。
そして始まった試合。
順調に得点を重ね、なかなか良い試合展開。
経験者同士の試合は、近くで見ると迫力がある。
かっこいいなぁ…と見とれていたその時。
「タイム!」
何が起こったのかよくわからない。
味方の一人がコートから出てくる。
次の瞬間
「かっきぃ、入って!」
はいぃ〜⁈
けど、私もここでゴネてる場合じゃない事
くらいはわかる。
え、待って、相手に初心者とバレたら
集中攻撃されるかも!と、咄嗟に思った私。
ここは貫禄を見せないとナメられると
首にかけていたタオルをゆっくりと外し
プロレスラーの入場くらいの速度で
胸を張りのっそのっそとコートに入っていった。
ろくにルールを知らない私は
ここで審判に笛を吹かれ、コートのラインまで
戻る様に注意をされ、なるほどと納得。
選手交代の時、どのスポーツでもやるやつだ。
色を聞いていた事が役に立った。
人生無駄なことは一つもない。
相手チームに初心者がバレたか不安になったが
もしかしてバレていないかもしれないので
引き続き貫禄を出し続けることにした。
皆んなと同じ様な声も出したりしてみた。
試合が再開してからの記憶は、ほぼ無い。
でも、周りの仲間が一丸となって
私にボールを渡さない様にプレーしてくれたことは
微かに覚えている。有り難かった。
こういう時、実際は5分程度の時間だったが
どれほど長く感じだか、想像つくかしら。
サーブが私に回ってくる前に
試合が終わったことは、奇跡だった。
皆んなのお陰で、ボールに触ることなく試合終了。
その試合は、確か勝利したっけ。
その日の打ち上げには、当然堂々と参加した。
途中退場した選手、シューズの靴底が
突然の経年劣化でベロベロに破れ、試合続行が
不可能となったそうだ。
なんちゅう理由…面白いのでOK。
恐るべし経年劣化。私もスキー靴が
経年劣化でバラバラになった事あるわと話した。
まぁ怪我じゃなくて良かった。
経年劣化さんのお陰で
忘れられない思い出となった。
終わってみれば余裕だ。武勇伝だ。
鬼の形相の友人は
私が、乳がん告知されたと明るく話し
大丈夫だからと説明しても
自分のことの様に落ち込んで、泣いてくれた。
芸人レベルで面白いその友人を
心から愛おしく想う。
男子バレーの白熱した試合を観戦しながら
この中に放り込まれたら、さすがにバレるなと
アホみたいな想像をしてみた。
題名でハードル上げてしまったかな
続く🏐2021.7.27