こんにちは。0930です。
治療の概略はこちら。
今回は1人目妊娠中の内容です。
批判もあると思いますが……率直に言って、やりました。出生前診断。
クアトロテストは確率で結果が出るので判断が難しいし、羊水検査はわずかとはいえリスクがあったので、NIPTを選択しました。
NIPTは受けるのが結構大変で、産院から紹介状を出してもらい、認可の病院で行いました。
夫婦での受診が義務付けられ、初回はカウンセリング。NIPTの説明を受けたり、家族歴なども確認されて、その後採血します。
もしNIPTで陽性になれば、確定診断のための羊水検査を受ける必要がありますが、その費用は出してもらえるとのこと。
結果は改めて受診し、夫婦で聞きます。
この検査を受ける是非について。
認可施設のNIPTでわかるのは、3つのトリソミー(ダウン症、エドワーズ症候群、パトー症候群)だけなので、NIPTで問題なくても、産まれてから病気になるとか障害が判明するなんてことも十分あり得るわけです。この検査をクリアしたからと言って、他の問題がないわけではありません。
もちろんダウン症で幸せに人生を送っている人はたくさんいるでしょう。
ただ我々は高齢出産になるので、特に今は平均寿命が長くなっているダウン症の場合、最後まで親が責任を持つことはできない。
不妊治療で無理矢理産んでおいて、後は知りませんでは無責任すぎると思いました。
幸い、結果は陰性でした。
出生前診断、本当に自分たちのエゴでしかないと思います。
でも子供が欲しくて行動すること自体がもうすでにエゴだし。
正直今でも自分の考えが正しかったのか分からないし、陽性だった時に決断できたかも分からない。ただただ運が良かっただけだと思います。