32歳で巨大卵巣癌と宣告され、自ら医師でありながら心身共に擦り減る生き方をしてきたことを反省した私。
これからの人生をしあわせあつめの旅とし、それを人と分かち合うために綴ります。
世界の生き物達を訪ね、いのちと幸せについて学び直しています。

今回は自分自身を癒す意味も込めて、過去に出会った生き物の話。

オーストラリアの無人島での話です。


この島は、観光客にとっては海遊びスポットです。
魚もたくさんいます。


ですが、私の目的は、鳥。

この島には沢山の鳥達が集まることで知られています。

観光客達が海水浴を楽しむ中、私はずっと陸で鳥達を見ていました。

海は綺麗なのに鳥がいるのがちょっとね…という人も多いらしく、きっと変な日本人、と思われたことでしょう。



砂浜の黒や灰色の影は全部鳥です。


複数の種類の鳥の群れです。



これはベンガルアジサシ。かな?


ファンキーな髪型に悪そうな顔。
手前は子供?小さいうちからちょっとふてぶてしい。


そして青い顔が綺麗な↓


カツオドリ。


翼竜のプテラノドンを連想する顔。
顔や足が青いのは、食物の色素なのだそう。



こちらはセグロアジサシの親子。
ヒナが餌をねだっています。


狩りをして、海から戻ってきたところ。陸でお腹を空かせて待つヒナのもとへ急ぎます。
飛ぶ姿がとても綺麗。


子ども達のコロニーもありました。
周りを大人達が囲んで見守っています。

印象的だったのは、この子↓


私が近づいてもじっとうずくまっていました。

実は、傍らには一羽の鳥が死んでいました。
親鳥でしょうか。

だとすると、この子の運命は…

厳しい自然界を目の当たりにしました。



ふと鳥達から目を外すと、海ではしゃいでいる人間達の姿。
そのすぐ横で、命のドラマが繰り広げられていることを、ほとんどの観光客達は知る由もありません。

その狭間で、なんだか複雑な気持ちになりました。


ここで見た懸命に生きる鳥達のたくましい姿もまた、今でも私を励ましてくれます。

その小さくて力強い命に、感謝です。