32歳で巨大卵巣癌と宣告され、自ら医師でありながら心身共に擦り減る生き方をしてきたことを反省した私。
これからの人生をしあわせあつめの旅とし、それを人と分かち合うために綴ります。
世界の生き物達を訪ね、いのちと幸せについて学び直しています。


テレビで、ブラックホールについての番組を見ました。

最近、人類の歴史で初めてブラックホールの姿が撮影されたニュースは記憶に新しいと思います。



ブラックホールと言えば、宇宙にある、なんでも吸い込む大きな穴、というイメージでしたが、最近の研究でただ吸い込むだけではないことがわかってきたそうです。

吸い込むと同時に、すごい勢いで物質を吹き出しているというのです。(ジェットと呼ぶそうです)

うんと昔、宇宙が誕生した時に、ブラックホールから出るこのジェットによって物質が拡散し、さらにかき混ぜられることで、炭素や鉄や、色んな物質がバランス良く宇宙空間に広がった…
そしてそれが生命の誕生につながった。

今の研究で、そんな話が出てきている、ということでした。



私の体を形作っている物質一つ一つは、もともとブラックホールから放出されて来たものだった。


ということは、もとを辿れば、私はブラックホールから来たと言っても過言じゃない。


もっと言えば、私以外の人も、動物も、虫も、植物も、地球も、みんなもともと同じ所から来た。


もとを辿れば、みんなブラックホール。みんな宇宙。
てことになります。




不思議な話ですが。


人間の体は、学べば学ぶほど、不思議で小宇宙のようだな、と思うのですが、元が宇宙なら納得がいく気がします。


この話が本当なら、嫌いな人にイライラするとか、もっと言えば戦争とか、なんだか馬鹿馬鹿しい気がしてきます。

だってもともと、みんな同じ物質だったのだから。何を争っているんだろう、と。



宇宙のことを考えていると、気が遠くなる感覚があります。

人は、世界のことを全部わかってるようなつもりでいるけれど、実は知らないことも多い。

むしろ知らないことの方が多い。

そう思うと、私達が縛られている常識なんて、本当はすごく脆いものなんだろうな、と思います。


地球という小さな星の、人間界という狭い世界の、さらに小さな世間とか常識なんて、宇宙からみたら砂つぶにも満たないでしょう。


だからもっと、自由に生きていい。

そんな風に、思えます。





宇宙の話は本当にロマンがあって、壮大で、大好きです。

行き詰まったら、私達がもといたところ、ブラックホールや遠い宇宙に、思いを馳せてみるのも、良いと思います。

その悩み、宇宙から見たら砂つぶ以下、と気づくだけで、少し楽になります。