幼い頃から自己否定の癖がついていた私は、自分の心に蓋をして、周囲の期待や言うことに応えることこそが唯一許された道と考えていました。


そのまま大人になってしまった私は、自分を殺したまま働き続け、ついに心身の限界を迎えて長期に休職しなければならなくなりました。



休職中も大変苦しいものでした。


ベッドから起き上がるどころか、息をするのも億劫で。
私は何も社会に貢献できていないうえに、周囲に負担を強いている。
存在価値がないというより、もはや存在自体が害だ…


家族からも厳しい言葉を受けました。


根性が足りないだけだ、そうやって具合が悪いと自分に暗示をかけて、逃げているんだよ!


私を奮い立たせようと、家族も必死だったのだろうと思います。
でもその時の私は、
やっぱりだ…私はやっぱり出来の悪い人間だ…
そんな風にしか、受け取れませんでした。


死にたい、というよりこのまま泡のように消えたい、もともと私は存在しなかったことにしたい、というのが正直なところでした。



この頃、親しくしていた人もいましたが、私の負のオーラに耐えかねたのでしょう、連絡が途絶えてしまいました。


友人達はみな仕事や子育てに忙しく、とてもこんな重苦しい相談をする気にはなれませんでした。


いつも相談に乗ってくれていた上司や後輩達も、きっと私が休んだことで負担が増えて、恨んでいるに違いない…



今思えば本当にどうしようもない考え方をしていたなと思うのですが、この時はもう八方塞がり、目の前が真っ暗でした。


そんな状況ではありましたが、数ヶ月後に大事な試験が控えていました。この試験には、上司からも両親からも、必ず受かれ!と何年も前から言われていました。


相変わらず私は、せめてそれは守らなければ、ますます家族や、職場の恥になる!と考えて、ギリギリの意欲を振り絞って毎日勉強していました。


この頃はずっと、血尿が出ていました。ストレスで免疫が弱っていた証拠です。
こんな状況だし、試験前のストレスもあるのだから仕方ない…


それにしても、あまり食べられていない割にお腹が出てきた…もう30も過ぎたし、太りやすくなったんだな。引きこもって動いていないし。


でもこれが、自分の免疫機能が思った以上に崩壊していた結果だったとは、この時は知る由もありませんでした。


次回に続く