隣のテーブルだった家族から「余ったから、よかったらどうぞ」と、半分以上残った大きなスイカを貰いました。

持って来てくれたのは小学校低学年ぐらいの子。

すごくないですか?

いくら余ったからって、見ず知らずの私達にスイカをあげようと思った親御さんの優しさもそうですが、小学校低学年ぐらいの子が自分とこのスイカを他人に渡してくれたんですよ。

私が子供の頃なんて、いくらお腹いっぱいでも、スイカを人にあげるなんて発想は全くなかったです。

いや、大人になった今でもそうです。

苦しくなるのがわかってても自分で食べたい。

リンゴやバナナならまだしも、スイカですよ。

しかもただのスイカじゃない。

海で食べるスイカですよ。

その価値が少なくとも普段の10倍には跳ね上がるという、海で食べるスイカですよ。

物より気持ちが嬉しいってこういうことですよね。

私達が持って来た物で、その子に喜んでもらえそうな物はチョコぐらい。

みんな優しい顔で見守る中、その子に1番近い場所だったグイグイが渡したのはチョコ1個。

袋で持ってる癖に、その中のチョコ1個。

マジ想定外。

誰もが袋ごとあげるもんだと思ってた。

もしこれが善意のお裾分けじゃなくて物々交換だったら、ジャイアンも裸足で逃げ出す極悪ぶり。

みんな「えー!?」ってなった。

「そんなそんな!お気になさらず!」って感じだった、スーパーいい人なお母さんも「えー!?」ってなってたと思う。

怖過ぎてあっち見れなかったけど。

どうかあの子の夏休みにケチつける思い出になっていませんように。

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