こちらからの続きになります
前日はホテルに戻って直ぐに、とろっとろの温泉に入り就寝
こちらの温泉は本当にとろっとろで、いつまでも肌に石鹸が残っているような気がするくらいヌルヌルしていました肌もしっとりした気がします
我が家は普段夜型なので早寝できるか心配でしたが、早朝便に乗るために早く起きた事が幸いし、すんなり寝る事が出来ましたよ
そして、2日目は3時20分に起床~
身支度を整えて、4時にフロントでお願いしていたお弁当を受け取り、お迎えに来てくれたガイドさんの車で屋久杉自然館前へ向かいます
今回は、年齢的なことを考えて、貸切ツアーにしました
屋久杉自然館前に到着後、チケット売り場でバスのチケット(1,400円)を購入し、山岳部環境保全協力金(1,000円)を納入すると、このようなストラップが貰えましたよバスのチケットは紛失防止の為、ガイドさんが預かってくれました
バスを待つ場所に荷物を置いてから、空いているベンチに腰掛けて朝食のお弁当をいただきます
夫婦そろって完食美味しくいただきました
そうこうしている間に、人が集まってきました
私達は一番早い5時出発バスの1番レーンに並んでいたので、早々にバスに乗り込んだのですが・・・
出発する頃には、雨が降ってきましたエーン
40分ほどバスに揺られて登山口へ着くと雨は降っていなかったのですが、ガイドさんに「今日は間違いなく雨が降るので、事前にレインウエアを着たほうが良いかも」と言われ、着用
お手洗いを済ませ準備運動をしてから、5時55分に出発
まずは、約8.5kmのトロッコ道を進みます
しばらく進むとトンネルが見えてきました、「帰りに、このトンネルを見た時は、"あ~帰ってきた~"と思いますよ」とガイドさんに言われましたが、その前に縄文杉にたどり着けるかしら
同じバスに乗った人が一度にスタートするため、最初は団子状態で進むのですが、前を譲ったり、譲られたりしながらだんだんバラけて行きます
Kyo-koさんのブログで見て心配していた、手すりの無い橋も渡りました
私は高所恐怖症のため、真下や横を見るとクラッと気が遠くなりそうになるのですが、少し前だけ見て進めば大丈夫
小杉谷橋から、スマホだけ横を向けて撮った安房川
小杉谷橋を渡り急カーブするところに、小杉谷集落に住む小中学生が通っていた学校跡があるのですが、最盛期には約150人もの生徒が居たそうですよ
こちらの集落には小中学校の他に、個人商店や理髪店などもあったそうですが、昭和45年に閉鎖されました廃村を惜しむ当時の住民が建てた屋久杉を使用した小杉谷事業所閉山碑には「屋久杉と共に」と書かれていましたよ
出発してから1時間弱、雨が降っていたので小杉谷休憩舎で休憩をしましたこちらの休憩所は、閉山30周年を記念して建てられたそうです
だんだん屋久島らしい風景になってきましたが、まだまだトロッコ道は続きます
こちらは、高さ38m、周囲4mの三代杉木の根っこ部分は大きな空洞となっています
一代目の倒木に二代目が根を下ろし、1000年間木が育った後に伐採され、その切株を栄養源に現在の三代目が育っているのですが、こんなに大きくても推定樹齢は350年という事で、まだ屋久杉とは呼べないそうです(樹齢が1000年を超えると屋久杉と呼ばれます)
少し雨が降ってきたのでガイドさんは傘をさして歩いていましたが、私達は転んだときに手が使えないと危ないので傘はささずに歩きますガイドさん、私、夫の順番で進んでいたので、私の後ろ姿の写真が沢山有りましたこんな後ろ姿なのね
こちらの真ん中に写っているのは仁王杉(阿形)以前はもう1本の屋久杉(吽形)が立っていたそうですが台風で倒れてしまい、現在は1本のみ残っています
大株歩道入口に到着しましたここまで約2時間半トロッコ道はここで終わり、いよいよ本格的な山登りになりますそして、こちらが最後のトイレになります
登り始めてから30分後に、ウィルソン株に到着しました
ガイドさん指定のポーズでパチリどこかで見たようなポーズ
こちらはペンギンに見える木ガイドさんがいると、写真を撮ってくれたり、見所を教えてくれるのが良いですね
屋久島の石は風化しやすい花崗岩なので、雨の浸食で表面がごつごつしているため、歩く時は木よりも石を選んで踏むと良いそうです通常の登山で石を踏むのはありえないらしく、慣れた方ほど戸惑うそうですが、初心者の私たちは大丈夫
そして、ガイドさん曰く地獄の一丁目の始まり~~階段がきついです
こんな階段が続きます
キツイ山道も、所々に咲く綺麗なお花を見ると癒されますねこちらは、桜つつじ
こちらは屋久島紫陽花です
そして、登り始めてから約1時間半世界自然遺産地域に入りました
こちらは、二つの幹が繋がりあい、手と手を繋ぎあって並び立つように見える、推定樹齢約1500年の夫婦杉です
こちらは、触ることができる屋久杉パワーを貰おうと、触りまくります
皆さんが動かしているのか、ちょっとずつ変化しているという石の顔や、魚の顔に見える木も有りました
そして、「49」番の札
大株歩道入口から縄文杉までの2.5Kmの道のりには、50mごとに番号が書かれた札が貼ってあるのですが、その札が49番という事は、残り50mです
スタートから約4時間40分かかり、10時36分に縄文杉に到着しました
無事について良かった~
小雨が降る中で見た縄文杉は少しモヤがかかり、とっても神秘的でした
そして、お腹空いた~~~
雨が降っていたので、縄文杉の裏に有る東屋に移動して昼食ガイドさんがくれたお味噌汁が美味しかった今回も全て完食です
休憩が終わったら、今来た道を帰らなくてはいけません
でも、来た時に見た色々なポイントを確認しながら進むと、思ったよりもスイスイ歩けます
帰り道って短く感じますよね~
安房川のほとりで休憩~水がとっても綺麗です
ガイドさんにコアラのマーチをいただきました久しぶりに食べた、懐かしい~
小杉谷小中学校跡地前の急カーブの線路を利用して、記念撮影面白い写真が撮れますね
トロッコ道の板に空いたハート形の穴自分たちだけでは絶対に見つけられません
そして、トンネルまで帰ってきました~
ここを通り抜けると、もう終点です
写真の時刻で確認すると15時42分到着5時55分に出発したので、約10時間かかりましたお疲れ様でした
途中雨に降られてしまいましたが、“ひと月に35日雨が降る” と林芙美子さんが「浮雲」の中で書くほど雨が降る屋久島では、仕方ないですね
それに夫婦して汗かきの私たちは、雨なんだか汗なんだか分からない程びしょびしょになってしまったので、雨が降らなかったとしても然程変わらなかったかも
16時のバスに乗って帰りま~す
後日確認した、当日の歩数スマートウォッチの情報なので、丸一日分カウントされているとはいえ、過去一の記録です
ホテルに着いたら洗濯をして、とろっとろの温泉でゆっくり温まります極楽~
疲れ果てて出かけるのは億劫になるだろうからと、事前に予約しておいたホテルの夕食(8800円)をいただきました
夫は焼酎、私は果物が沢山入ったサングリアでカンパイ
お品書き
こちらのホテルのお料理、どれもこれも、とっても美味しかったです
もちろん、デザートまで残さず全部ペロリと平らげて、「縄文杉迄たどり着けて良かったね~」等と話していたら、夫が「やばい、もう筋肉痛が始まってるかも」と言い出したので、マッサージを受けることに
なんだか、いかがわしく見えますが、タイ古式マッサージです
さぁ、温泉とマッサージでリフレッシュもしたし、明日のトレッキングも頑張るぞ
(続く)
5月7日時点の受付可能な返礼品記事です。参考になれば幸いです