アメリカが口火を切ってきた | ほりたんのブログ

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アメリカが日本への渡航情報として「渡航中止」を言い出してきた。

日本側は「影響はない」と言い張っているが、五輪最大のスポンサー国が言い出したのは注目だ。

代表選手の一部からもボイコットすべきという声が上がり始めている。

バイデンさんは「科学的データに基づくべき」と言っていたようだが、現在の感染状況が大幅に改善されない限り、データを盾に選手の派遣を取りやめる可能性は高いと思う。

「渡航中止」という警戒レベルは、同時に「退去勧告」という意味合いもあるから、「来た」はいいけど「やっぱり帰ろう」なんてことにもなりかねない。

「国民の命と健康を守る」とか「安全安心な大会の開催」は、どうせ空念仏だろうから、感染症対策の遅れやワクチン後進国と揶揄されるような国では五輪は無理でしょ、という言葉が見え隠れする。

「イギリス型」「南アフリカ型」「ブラジル型」「インド型」だけではなく、新たな変異種に対応できないと踏んだら、たとえ同盟国と言えども選手の派遣はしないだろう。

渡航中止を言われているのは日本のほかにインドが挙がっている。

1日40万人を超える感染者を出して医療崩壊を起こしたあの国と同列に置かれたということは、日本人が日本のテレビニュースでインドの惨状を見ているのと同じ気持ちでアメリカ人が日本の現状を見ているということだ。

日本では「緊急事態宣言」の緊急っぷりが薄れてしまっているが、欧米諸国では「ロックダウン」「戒厳令」並のインパクトで見られているのかもしれない。

そろそろ決断の時、なんじゃないのかな。

ワクチン接種にしても、アメリカは成人の50%がワクチン接種を終え、7月4日の独立記念日までに70%を目指しているらしいが、日本じゃ7月までに医療従事者と高齢者なんてのんきなことを言っている。

医療従事者と高齢者全員に打ち終わっても全体で見たら30%程度でしょ。

残りの70%はどうすんの?

ワクチンも打っていない国民が80%近くいて、路上や公園で酒盛りをやってるような国に代表選手として自国民を派遣できますか?

外側から見た日本ってそう見えると思うのだが。