福岡に出されていた緊急事態宣言もいよいよ明日いっぱいで解除。
明日の日曜日にはかなり人出が増えそうな気もするが、まあ、障害者の世界ではどうでもいいことだ。
気の緩みや、今後のイベント（卒業・歓送迎会・花見など）が予想されて、専門家の皆さんはかなりの危惧や懸念を表明しているが、ニッポンの庶民は「わかっててもやっちゃう」のがウリだから、当然のようにリバウンドは覚悟しなければならない。
「それ見たことか」と言われてもやめないのがニッポンの庶民なのだから、想定通りの流れになるのも仕方ない。
とはいっても、感染再拡大に寄与するような行動をとっても法律違反にならないのがニッポンの法律、公務員が利害関係のある業者から接待されたら「公務員倫理規定違反」になるのとは全然違う。
「政治家や公務員だって会食してんじゃん」というわけで、悪しき見本になったのがニッポンの政治家と公務員。
彼らを見本にしてしまえば、日本の国はなんてもやりたい放題になる。
責任取って議員辞職でもするならともかく、せいぜい離党程度じゃ与野党のパワーバランスは何も変わらない。
離党して無所属ですといくら言っても、彼らが国会審議で、将来の復党をめざして自民党案に賛成するのは目に見えている。
だから、「離党=責任を取った」ことにはならないのであるから、自民党の議員数が実質的に変わることはありえない。
まあ、世の中そんなもんで、いくら選挙をしても自民党が大敗することはないはずだ。
政権交代すればかえって混乱するのを前回の民主党政権の「中学校の生徒会」っぷりが見せつけてしまったから、今の野党に日本の舵取りをやらせてみようなんて考える人はまずいない。
結局、選挙とは「投票所に行って自民党の候補者に投票すること」以外に意味はないということだから、見ていてこんなにつまらないイベントはない。
総理大臣が誰であっても、この傾向は変わらないから、菅さんも、結果を恐れずにもっと選挙をやればいい。
３連勝もすれば、長期政権が見えてくるよ。