今日もいい天気。
ただ、ベランダ側の窓と反対側の窓を開け放つと、いい風が入ってきてとても涼しい。台所の室温は２６℃だが、体感的には２３℃くらいの感じだ。
今日はダービー。
最初のダービーは昭和５４年だから、もう３８回目になる。
この時に勝ったのが、「カツラノハイセイコ」。
大井競馬出身で、ダービーで３着だったハイセイコーの子供が父の代わりにリベンジできるかで話題になって１番人気。
直線で競り合ったリンドプルバンとの長い写真判定で、鼻差の勝利だったが、最後の直線でかなりの斜行をしたらしく、騎手は騎乗停止になってしまった。
当時は降着制度などない時代で、進路妨害が認められたら即失格ということになるから、ＧⅠレースの、特にお祭り的意味合いが強いダービーなどの場合、着順が変わることはまずなかった。それ以前に、当時はＧⅠ、ＧⅡ、ＧⅢなどのカテゴリー分けもなかったし、今でいうＧⅠ級の大きなレースは「全国発売レース」といわれていた程度で、ＧⅢなどはテレビで放映はするが、馬券は買えないという、選択肢が少ない時代だった。
「夏のローカル」も東日本の場外（今はウインズ）は、新潟だけ、西日本では小倉だけ、北海道の馬券を買いたければ後楽園に行け、という具合で、今みたいに家にいて全国の競馬場の全レースの馬券を買えるようになったのはそんなに昔の話ではない。
いい時代になったものだと思うが、選択肢が多い分、お金もかかるのも事実である。
かつては、３６通りの枠連が、今では４８９６通りの３連単だから、そりゃ大変だ。
なんて、昔のことを思いながら、お祭り気分でダービーを楽しみましょう。