1月20日に
衆議院議員、野田聖子さんの、妊娠から出産後までのドキュメンタリーを放送するそうです。
 
 
知っている方も多いとおもいますが
 
野田さんは長い不妊治療を経験するも子供を授かることが出来ず、米国で卵子提供を受け50歳で出産。
 
産まれたお子さんは様々な障害を持っていて、その後も脳梗塞を起こし、今も闘病中だそうです。
 
 
 
 
私はネットのニュースでこのことを知ったんですが、ニュースを読んだ人たちの感想の欄には
 
『こうまでして子供がほしいなんて理解できない』
 
という意見が結構ありました。
 
まぁそれなりにショックは受けましたが、その状況にならないと不妊治療はなかなか理解してもらえないだろうなって思ってました。
 
 
それよりもショックを受けたのは
 
『親のエゴで生まれてきた子供がかわいそう』
『本当だったら産まれるはずのなかった命を誕生させるのはおかしい』
 
などの、高度不妊治療を否定する意見。
 
私には妊娠も出産も経験がないので、どうしても「治療している者の目線」で見てしまいます。
 
でもだからこそ、今不妊治療を受けている人が
 
治療に踏み出すまでどんなに悩んだか
 
どんな気持ちで治療をしているか
 
よく分かります。
 
 
私も「本当は淘汰されるはずの遺伝子を残すのは親のエゴじゃないか」って悩みました。
 
でも今はこうして治療してます。
 
この問題は人それぞれ答えが違うから、『正解』なんてないんだと思ってます。
 
 
野田さんだっていっぱい悩んで出した答えだろうから、他人にそれを否定する権利はないように思います。
 
てか野田さんを通して、自分も否定されてる気がして悲しかった。
 
 
 
 
なんとも長い上にまとまりのない文章になってしまいました。これ以上はグダグダになりそうなんで終わります。
 
私のヒトリゴでした。