092272さんのブログ-2010110423180000.jpg
092272さんのブログ-2010110423180001.jpg
 
ホラーかなぁ?
お化けや殺人鬼やエイリアンは出てこないけど…
 
舞台となっているのは、
梅雨時の水郷都市
 
黒く厚い雲と、淀んだ様なトロリとした堀割の水、暑さと湿気
 
風景描写だけで、町全体に覆い被さる息苦しさを感じちゃう
 
話しが進んでいって、
犯人というか、原因が見えてくると、
アレの仕業だなんて、一体どうやって話を完結させるんだろう?て、ググッと先が気になる
 
ずっと重苦しい町の雰囲気や緊張を感じていたはずなのに、最後はそういう感覚から解放されたのは、主人公(多聞くん)のキャラクターのせいかな?
それとも、余りにもリアリティーを感じられない結末のせいかな?
 
あの、白くて小さいアイテムとアレとの相関は何だったんだろう?
 
不思議な話だけど、さり気ない描写が上手くて、引き込まれて読めたので、まぁ満足092272さんのブログ-184247_17.gif