はい、タイトル通りなんですが。
「あの辛い黒い影を自分が説得できた」
ということが最近あったので忘備録的に記事にすることにしました。

この時期一番症状が出やすい離人症状。
自分なのに成長しきれないままひとつの人格になってしまったもう一人の私達。

1:小学生のままのワタシ
(苦しいこと、辛いこと、嫌なこと引き取り担当)
2:18歳のワタシ
(毎年4月から6月までしかでてこない。札幌市にいる子なのでそのときの風景を幻影で見せてくる。お陰で自分の部屋から見える風景が札幌市と勘違いする。)

3:刃物持っている同年代のワタシ
黒い影で相当タチ悪い。
職場で嫌なことをされたり、相手から威圧的な態度を取られたときに護るために出て来る。
刃物を感じるのですぐわかる。

で、一番手を焼いているのが3番目

とにかく危ない。

今はワタシが主人格を取り戻しているので、なんとか意識して引っ込んでもらっているが、先日入れ替わりそうなときがあった。

職場で精神疾患や発達障害への理解を深めるための講座に出席して会議資料を読んでるうちに自分が分かれた。

全員出てきた、どころか知らない人も2人ばかり…
全員怒るわ、小さい子は泣いている。

確かに過去に精神疾患が在るがゆえにその会議の主催者側から休職中に説教されたり、嫌なことされたり、監視されたり。
自分のなかで絶対許せないんだな、と納得できた。
が、この会議は該当される人を責め立てたりするものではない。

講師の話す内容が耳に入るわけがなく、とにかく離人した人格の説得が先。
心の中になるけど人格達に伝えました。
「話している講師、主催している課は精神疾患がある私達を責め立てたり、叱ったりするためにこの会議を
開いたのではない。」
「触られたくないのは表に出ているワタシも同じ気持ちだよ。」
「ここで分かれても騒いでも得になることはない。下手に騒ぐと後始末でみんな大変な思いをする。」
「悲しい気持ちも怒りたい気持ちも表のワタシが全部受け止めるから分かれないで元のところでおとなしくして。」

分かれた自分達がいてもあまりここまでワタシは言うことは無かったんですが、今回は職場内で分かれて何をしでかすか?というくらいはっきりと危険を感じたので渾身で説得しました。

離人起こしたので精神的消耗もひどく、数日間現実感が薄くなってました。
今日仕事が休みになってようやく自分らしさが戻ってきてます。


でも主人格のワタシがちゃんと人格達を説得できたのは私のなかでは大きな前進です。

少しずつでいいから人格達が主人格に同化して欲しいです。