「十年前の悩みをいまだ抱えていらっしゃる方はいますか?」


いないですよね・・


「時間」は悩みに対しての「特効薬」ではありませんが、

じわじわっと効いてほぼ100%悩みを消す

「漢方薬」のようなもの。


そう考えると悩みは辛く苦しく感じますが、

本当は「大したことではない」のかもしれません。


悩みは時間と共に薄れるのですが、

時間と共に「増幅するもの」があります。


それは、「恨み(怨み)」です。

人に恨みを与えると、

与えた本人は忘れていても、

与えられた人は恨みを忘れず、

その人の心の中で大きくなる時があるのです。


ですから、いくら自分が正しくても、

大勢の前で誰かに恥をかかせたり、

人を感情で傷をつけてはいけません。


人の恨みは想像以上のエネルギーを持っていて、

子孫におよぶ時もあるようです。


また、誰か、何かに

「恨みを持つ生き方」は決して幸せになれませんから

「許す」ことを学ばなければなりません。



人に恨みを与えない。

恨みを与えられても許す。