主人と死別して5年と5ヶ月が経ちました。
主人が突然亡くなったあの時、あの瞬間に世の中全てが変わり、自分の生きている世界はガラッと変わってしまい、主人無しに生きてはいけないと思いました。
苦しくて、悲しくて、
どうしようもないやり場のない悲しみに苦しみ抜いた時間、
そこを(なんとか)やり過ごして来た自分、それが今でも信じられないほどよくやって来れたな…と思うほどに、それはとてつもなく辛かった。(今も辛くないわけじゃない)
人生の中で、
生きててこんなにも苦しい想いがあるということ、それを知らなかった。
だからそれを知ってしまった自分自身もまた恨めしいような、悔しくて残念過ぎてとても納得のいかないような気持ち…
それがずっと長く、頭と心にもあったと思います。
それでも時は流れ、
(自分の気持ちがどうであれ)無情にも時間は過ぎていきました。
その中での私の心の中での葛藤、自分の気持ちとの戦いは常にあって、
その一つ一つをここに書き出してみたり、恐らく必死に向き合いながらもそこを越えて?
越えれないまでも何とか折り合いを(半ば無理くりにでも)付けながら生きて来たと思ってます。
主人と過ごした27年ほどの時間に対して、
主人の居ない5年5ヶ月、
よくやって来たよ自分、
よく生きて来たよって、ここまでの苦しさを考えるととても思います。
生きているだけで、
「生きること」がそれだけで、よく頑張ったと本当に自分に思う。
ましてこれからもその生活が続くんだよ。
だったら、(いろんな思いはあっても)苦しみ抜いた分だけ、
今も頑張ってる分だけ、
少しずつでも前より「幸せ」な気持ちを感じ取りたいし、私は笑いたい。
大変なことが起きて、
それは納得もいかないしいつ考えても悔しくて悲しくてたまらないけど、
それでもずっと苦しかった分、まだこの世を生きて行く自分、
そこを思ったらこれまでより少しでも笑いたい。
なんかそれが、やっぱり上手く出来ないってずっと思っても来たけど、
これからはしたい。
少しずつ、出来そうな気もしてます。