亡くなってから三年も経ってしまうと、主人の名前の郵便物なんかはもうほとんど来ない。
だからたまのたまに、
何かが主人宛てに届くと、その名前がちゃんと生きてる気がして、すごくすごく嬉しくなる。
主人が居なくとも名前だけでもこの世に存在してるんだって思えること、
これはずっと、ここまで来るのに私の心の安らぎ、慰めであったと思う。
ところが今日届いたもの、
これは予想外にも?悲しく感じた。
運転免許更新のハガキ
亡くなってから3年。
でも届くんだね。
これ、私が返納手続きしなかったから…だよね。
返納してもパンチ穴を開けて返してくれるのは知ってた。
でもあの頃の私には、そのパンチ穴さえも開くことがとても嫌で、考えられなかった。
だから行かなかったの。
行かなくても法的な罰則なんか無くて、
そして今回を持って、更新をしないのだから流れてしまうってことだよね…
更新、
させてあげたかったな。
ここ、苦しい部分。
主人にとっての免許証というものは商売道具のようなもの。
死んでしまったあの時にも、
唯一所持していたものであり、そして運転免許試験場というところも、仕事柄どれだけ通ったか、これは本当に主人とはとても繋がりのある場所だった。
誕生日の「前後1ヶ月」の期間だから、その数日前の今、届くんだったね。
このデータが酷く悲しく思えた。
免許証と言うものが私にとっては「主人を表してるかのようにも思えた」存在だった。
それがもう、この世から抹消される時期?
そういうことなのかな。
だけど、
パンチ穴の開いていない綺麗な免許証がそのまま残ったんだ。
これは一生、主人の生きた証。
少なくとも、この3年もの間、これは生きてたんだって思えるし
とりあえずはこの更新ハガキ、
主人の元へ置きました。
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