喪主 | 突然旦那が亡くなった…その後の私の人生の記録。ずっと主人と共に

突然旦那が亡くなった…その後の私の人生の記録。ずっと主人と共に

2,018年6月
54歳で主人が突然亡くなりました。
私はその時45でした。

同じような経験や思いを持つ方、そしてそうでない方もこの突然の出来事、この思い、何よりもこの世で54年生きていた主人の事と、その後の私の人生を知って頂けたら幸いです。


主人が突然亡くなり、色々な都合から葬儀まで少し日が空いてましたが、昨日無事葬儀を終えて帰宅しました。

まさか、この自分が喪主を務める事になろうとは…
さくら、45歳だよ………




一週間前の今日の朝、死んじゃったんだな…



信じられなくて悲しくて寂しくて寂しくて
、たまらなく会いたい気持ち、これからどうなるんだろうっていう不安や心細さ、まだまだ気持ちの整理なんて着くはずもなく
、寂しい気持ちは一生だろうな。



家で静かに悲しみに向き合っていたいんだけど、やる事がたくさん…


昨日家に帰ると亡くなった日の病院からの請求書が届いてました。

亡くなった日、亡くなったにもかかわらず、これ以上ないくらい大変な事態だったわけだけど、病院スタッフに聞きました。
支払いはどうしたら…って。

そしたらもちろん、『いつでも、後からで全く構いません』と言われていたけれど、案外早くこんな請求書が届き、催促されるんですね。

死亡したんだよ。
気持ちを考えたらもう少し猶予を見て欲しかった。



保険証も返さなきゃならないし、そうすると社会保険から国保への切り替えもしなきゃならないんだね。

何だか、やる事が山のようにあるようで、放っといてもとりあえず大丈夫なものと、期限が決まっていて案外短いものも多くて、知るに連れて現実の厳しさを感じているところです。


それに加えて、七日おきの法要が今の大事なやるべき事。


お寺さんのこと、仏壇の事、もうどうしたら良いか、全く全くわかりません。
これまで勉強して来なかったので、これから一つ一つ、全てを覚えてやっていかなきゃならないし、何より旦那のためにそこは頑張るつもりです。



お仏壇、今は家具調のもの、洋風なものとかあるんだね。

一番大事な早めに絶対必要なものだから、葬儀終わりで見に行きました。
家族が揃っている時にみんなで見ておきたかったから…



そして、決めました。



悲しみの中にも心の拠り所になってくれる存在だろうと思うから、気に入ったものでお参りをしてあげたい、気に入ったところに安置してあげたいって思うしね。


ところがその、気に入った御仏壇というのが、52基待ちだって…


御仏壇、『基』と数えるんだね。それも勉強だな。



他はもう考えられないから、半年は待たなければなりません。

早く来ないかな。









今はまだ子どもたちがいるけれど、これから、このとてつもなく寂しい、心細い生活にも慣れていかなきゃならないんだな。








どんなに悲しくて辛くて嘆いても、生きていかなきゃならないんだね。
そうなると、生きる…ってことも辛い事だったりするなって思った。
でも、死ぬまでは生きるしかないんだね。




お父さん、頑張るからね。必ず見守ってそばにいてね。