皆さん こんにちは
永遠の素人アングラーのともです
釣りに危険はつきもの
誰かが言ってました
釣りで命をおとさない為には
釣りに行かないこと
……なんだか 禅問答みてえ( ´Д`)
まあ、それはそうとして
なんとなくわかりました
だって、僕と彼女
熊に遭遇🐻
あれは、去年の晩秋を迎え
今日で川はラストかね~みたいに
ゆる~く釣りに行った私達
もう、5年くらいの付き合いで
親戚のおじさんレベルまで
仲良くなったフィッシングガイドさんと
私達は毎年一回釣りをする
その方に 教えてもろうた
旧発電所に向かいました
朝イチ うっすら霧がかかる
ポイントに到着
降りた瞬間
なんか、臭い。( ・3・)?
まあ、くる途中に鹿やらキツネも
いたし まさか熊ってことはないよなーと。
彼女が川を見下ろし
『あちゃー鮭 けっこういるわ』
だいたいその時期の北海道の河川には
鮭が遡上してきていて
そうなると なかなか他の魚が
釣りにくい(´д`|||)
けどまあ、きたからにはと
鮭を引っ掛けないように釣りをしようと
川に下り歩いて行きました
あと少し歩けば
大きい淵があり
以前にでかい虹鱒がいた場所
やったるぜーみたいな気持ちで
歩いていると
川と砂地の境に
眠気をさますような
鮮やかなオレンジの丸い粒々が散乱。
ば、映える
それは、ついさっきまでメスの中に
あったはずのイクラ。
不思議とその時 僕はのんびり
勢い余ってここでだしたんか?
もしくは鳥にやられた?
そう 何故か
熊ということが浮かばなかった……。
あまりにも
イクラが綺麗だったんで彼女を呼ぶ
『さっちゃ~ん おーい
さっちゃ~ん 来てみ来てみ
めっちゃイクラ綺麗❗』
さっちゃん来るなり怒鳴る
『これ!!
熊だべさ
💢💢』
いきなりの北海道弁 だべさ炸裂
『と、とも君 ほら、横見てみ
これは絶対熊だって熊』
見てみると 土にまみれた鮭の内臓やらなんやらぶち撒かれていた
あの、映えるイクラに目がいっていて
全然 気づきませんでした
……みんな オレンジ一番映えるぜ
熊が居た❗熊が居る❗と実感したら
もうね 足にマッサージ機でも
ついたかのように震えだす
でも、一応 さっちゃんに確認
『さっちゃん 後少しで
でかい虹鱒いた淵があるけど
どうする?』
『お前は
馬鹿か💢』
ガチで怒られると
改めてやばいんだと思い恐怖が加速。
即、避難を決め歩きだし
さっちゃんが川を渡りだした瞬間
右後方の藪から音がして
なんとなく振り向く
黒なのか茶色なのかわからないような
色した獣の後ろ向きの尻と背中……。
なんか、喰ってます!!
たぶん 鮭!!
ガツガツ喰ってますよ!!
たぶん さっきのイクラは
熊が鮭をテイクアウトするときに
鮭がこぼしたイクラ
いや、もはや
それは
ダイイングメッセージ
俺はてんぱった。
過去いちてんぱった。
走ってはダメということは
かろうじてヘソのゴマ粒程度の脳に
刻まれていた。
そして、俺 カッコいい‼️と思ったのは
下手にさっちゃんに
『ねえねえ 熊いるよ?
熊だべさ?』なんていう北海道弁を
言ったらあかん!→関西弁
そんな事を言ったら
さっちゃんはテンパり絶対 川の中で
転ぶ❗
そうさ、俺はリアル恐怖を
1人で背負うことにした
『いやー危ない危なかったね
絶対 さっきまで居たんでない?』
転ばないようにゆっくり
歩を進めるさっちゃん
リアルを背負う俺は心で叫ぶ
今
います‼️
右後方に
います‼️
さすがに背負うことが限界にきた俺は
笛を吹く
ピぃッ~
ピぃッ〰️
震える唇からはちゃっちい音しかでないが
ないよりましかと思い吹きまくる
独りリオサンバカーニバル
早く逃げたかっのか
無意識に後ろから
さっちゃんをグイグイ押す押す
手でさっちゃんの尻を押す押す
まるで、開き直った
堂々とした痴漢である
要は 笛担当のリオサンバカーニバル者が
痴漢を行っていると思って頂きたい。
💢
『何💢?何💢?
うるさいし、押さないで💢
転ぶって💢』
さっきまで、さっちゃんがテンパり
転ばないようにと熊が居ることを
言わず1人、恐怖を背負うことを
決意した男はもはや居ない
さっちゃん
後ろに
熊居るから
急いで
くれー
((( ;゚Д゚)))
もう、2人とも
どうやって車まで戻ったか
記憶がない
今さらですが
ああ言うときは
しっかり熊が居ることを伝え
後ろを向かず 熊スプレーを
用意してゆっくり後退りしてたほうが
良かったんだなと反省。
でも、実際は
スプレーなんか全く用意できない
後ろを向いたらダメとか
頭ん中真っ白になります
次回からは川や山には
必ず熊が居るっていうことを
思って行かないと
まじテンパります(´д`|||)
その後
彼女にめちゃくちゃ罵倒され怒られ
持っていた 安価なスプレーから
ちょっと値のはるスプレー買いました
皆さんも 熊には気をつけてくださいね
(ノ_・。)
北海道
怖いべさ