公共の場で、子供達が騒いで走り廻っているのはどこでもある光景。
騒がしいのは、仕方ないかも知れないけれど限度もあります。周りの人達は走り廻って子供が転ばないかヒヤヒヤしながら見てます。
また、自分にぶつかって転ばれたら大変と場所を移動する人も。
でも、子供達の母親は注意もせず、連れとおしゃべり。
「土日のお風呂屋は止めとければ良かった。」
思わずため息です。子供達にではなく親に。
また、自分のロッカーに戻ったら子供と親がいて、ドアが塞がっていたので
「ぼく、ごめんね。ドア開けるからぶつかるよ。」と言ってバスタオルだけでも取ろうと思ったら、子供の親が無言で子供の腕を引っ張った。
感じ悪いな、と思いながらドアを半分だけ開けて、少し離れて素早く着替えしてると、どうやら子供がお風呂で疲れたらしく着替えもゆっくりなっているのが、親がイライラしてる原因らしい。
「早くしな!」
「早くしな !」
3才位の子にドスのきいた声で言っている。
周りには、着替えの人が増えてきて、私も着替え終わって立ち去ったその時、後ろから
「早くしな!!!」
と子供の頭を叩く音が響いていた。
そこまで、叱ることだろうか?
騒いでいたわけでなく、だらだらしただけで、叩かれる事でしょうか?
周りの人達は皆、何があったの?と目を丸くしていた。
どちらの出来事も、子供の問題と思いきや
実は母親の問題です。
子供は、お母さんが社会でどう対応出来るか、ずっと見ています。
子供の頃は、どちらかというと外に出れば
世間の人に対して「すみません」と謝る事が多いです。
電車に乗れば、子供がふと人にぶつかりそうになったり、スーパーに行けば勝手に品物に触ったり、でもその時親が「お店の物だから勝手にさわったらダメだよ」と言う声が聞こえたら、周りの人も親はわかっているんだと
見守って見る事が出来るが、親は知らん顔してると、大丈夫かな?と思ってしまう。
たとえ、親が見過ごしていて、周りの人が
「危ないよ」「お店のものだからね」と注意したときに「あっ、すみません」と対応する姿が、子供は見ている。
この姿が一番、子供に勉強になることです。
子供の問題は親の問題ということを忘れないでくださいね。