★実録!世界一からの生還12
失意のどん底にいた中学三年生の私。
さすがに中学三年にもなると「にきび」顔の同級生も多くいました。まぁ~しょうがないよね!! なんて感じであんまり気にしない人もいれば、やっぱり下を向いて暗くなっている人もいます。
でも、自分のにきび顔をあんまり気にしない友人は、普段と変わらず明るく青春を楽しんでいる様子。。。
それを見ながら「羨ましいなぁ~ 何であんなににきびがあるのに明るくなれるんだろ??」 不思議で仕方がなかった。
逆に私と同じ様に「にきび」を気にして暗くなってる友人は、個性が無くなり輝きを無くしている。
「あっ! 今の私はあの暗くなっている友人と同じ感じなんだなぁ~、周りからみるとあんな感じに見えるんだ~」
自分を嫌いになるってこれほど輝きを無くすし、魅力を感じない人間になるのか?!」って頭の中では解っていても・・・・
自意識・美意識がめちゃめちゃある私にとってはあるがままの自分(にきび顔の自分)を受けとめることは死ぬほど抵抗があったのです。
受験が近づき進路を決定しないといけない。私は、高校受験を考えていたのですが、高校を選ぶ基準を先ず第一に「男子高」にすることにしていました。
なぜか?! こんな汚い「にきび」顔を女の子に見られたくなかったからです。男子高に行けば女の子と会わせなくてすむ。
私が選んだ男子校はちょっと距離が遠かったですが、女の子に会わなくてすむのなら! と思いながらも内心は友人達の様に男女共学へ行って恋のひとつでもしてみたかったのです。
この苦しさ! 「自分を嫌う」 「自分の本心とは違う選択をしてしまう」
まもなく高校生になる私にとっては複雑な心境でした。「にきび」があるだけで自分を素直に受け止められない、そんな自分をもっと嫌う様になっていくしかなかったのです。