先日、アドラー心理学を学ぶ機会があり、こんな例文から勉強することができました。


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長女が通っている保育園でのお話しです。

ある日、3歳年少の男女2人が絵本を取り合ってケンカを始めたそうです。

長女は年長なので年少さんたちは、年長でお姉さんである長女の所へ駆け寄ってきました。

女の子が

「○○ちゃんが先に絵本を読もうと思ったのに、Yくんがとった!」

と長女に泣きながらいいますと男の子が

「Yくんが先だった」

と言います。

長女は男の子に

「Yくんはどうしたかったの?」

と穏やかに聞きました。

Yくんは、

「○○ちゃんに絵本を読んであげたかった」

といいます。

女の子はそれを聞いて驚いていたようです。

長女は、

「それ、○○ちゃん知らなかったんじゃない?それをそのまま言えば良かったんだよ」と言うと男の子も

「うん、ごめんね」

といい

長女が

「ほら、Sちゃんが絵本を読んであげるからそこに座って」

と穏やかに美しく解決しました。

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アドラー心理学では、問題となっている原因を追求するではなく目的論で話しを進めていきます。



例えば、不適切な行動(叱られることで興味・関心を引く・権力争い)

・・・子供がケンカをして無理矢理物を取る

・・・親が叱らないといけない出来事ばかりを引き起こすなど



「その行動の目的は何?」
「どうしたかったの?」


と聞いてあげることで、「優しくしてほしかった」とか「私も同じ物が欲しかった」などその不適切な行動の目的を知ることで、別の適切な行動を教えてあげることが出来ます。


アドラー心理学は、子育てをされている方だけではなく人間関係全てに応用出来る考え方を教えて下さいます。


人と争ってしまうと言う方。


「その争い事から身をひかない目的は何ですか?」


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