イギリスの作家・劇作家 プリーストリーの 夜の来訪者 こちらは戯曲になる。

イギリスでの初出は1946年、1954年に映画化もされているそうだ。題名にどこかに記憶があったのか、古本屋店頭でピンと来て購入。
 
面白い。息もつかせぬ構成はさすが名作と言われることはある。階級の尊大さみたいなイギリス的要素もたくさんで、作者がそれを嫌っていたこともよくわかる。
 
人間の心理の掘り下げは、さすがに古さを感じさせて、やや浅く類型的な部分はあるが、一度舞台なり映画なりで見てみたいなと思える作品だった。
 
★★★半

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