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ぽんこたつ欲しいみかんの毎日気分は凸凹~生きてるからこそ~

母の介護、父の死をきっかけに2016年にうつ病になったことから、転職を繰り返し、仕事社会から離れて今は生活保護で暮らしています。家族のこと、日常の出来事、病気やメンタル、伝えたいことや空想、情報など思うまま綴るまとまりのないブログです。

今日を、迎えられたことに、感謝。



過去のことを振り返るブログを書いています。


ご興味のある方は読んでみてください。



2015年9月頃の話。


今日、病院に行けたら…。


もうひとつ、取り組みたいと思うことがありました。


それは、肝炎の給付金について問い合わせをすること……。


自分は母子感染のキャリアであり、対象外だろうと思いながらも……

以前から気になっていたから。


職場に休みの連絡をするときよりも緊張した。

勇気を振り絞って…


話した相手は。

ぞんざいな話し方をする弁護士。


電話をしたからには、詳しい経緯を話さなくてはならない。

まずそのことに、こころが折れそうでした。


まずは、母子感染なので、母の血液検査の結果が必要。

母も、か。


脳出血で入院したときのデータか、新たに検査した結果と。

自分の検査結果。


それを踏まえてから改めて申請の手続きをするという。


『注射器感染をされた方への給付がいちばんの目的ですが、

あなたのような、今は無症候群キャリアの方も、定期的に検査を受ける事が必要です。

慢性肝炎や、肝硬変、ガンになってしまった時の為にも、申請をしたほうがいいですよ。』


そう言われ…。


母の血液検査には、普通の検査ではダメらしく、説明資料を送りたいのでという事で、送ってもらうことに。



『お父様は?』


ふと聞かれ、全身が硬直しそうに…。



『……昨年、亡くなりました…』


ふと涙が込み上げてきた。



……まだ辛いんだな。仕方ないよね……


向き合う度に、また違うところが傷付く。

それは仕方のないこと……



その度に泣いてどうする‼

『注射器感染の他にも、あなたのような母子感染の方も100万人位いると言われています。

決して、少ない人数ではありません。』


100万人……。

人口が1億人とすれば、約1%の人が……

この割合が、人数が多いのかは自分にはわからない……。


『それでは資料をお送り致します。
 お医者様からも言われたかと思いますが、定期的に検査を受けてください。』


『はい。わかりました。』



ふう………。

緊張と、疲れがでそうな15分……。


気になったのは。

母は自分を出産したことで治っていると思ったけれど……


今でもウィルスがいる可能性があるのか?


どちらにしても、母の了承を得なければ。


すぐに母に電話し、詳細を話しました。


『あたしが行ける範囲なら勿論いいよ。

 あんたが付き添ってくれれば有り難い。』


それは勿論、こっちがお願いしていることだ。


ちょっと沈黙。


『…そうか、定期的に検査を受けていかなきゃならないんだね…』

と、母。


今はいい。


だけど、やっぱり楽観視できる病気ではない。


こんなに気を使っているのは。


うちが短命家系だから。

ガン家系だから。

脳神経系の病気にかかる人が多いから。



原因不明の病気で突然歩くことも出来なくなり、37歳で亡くなったいとこ。


くも膜下出血で49歳で亡くなったおじさん。


末期の卵巣ガンで63歳で亡くなったおばさん。


末期の乳ガンで49歳で亡くなったいとこ。


末期の尿管ガンで68歳で亡くなった父…。


他人事ではない。


自分自身で向き合っていくしか……。