変わっていく、家族〜その151〜 | ぽんこたつ欲しいみかんの毎日気分は凸凹~生きてるからこそ~

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母の介護、父の死をきっかけに2016年にうつ病になったことから、転職を繰り返し、仕事社会から離れて今は生活保護で暮らしています。家族のこと、日常の出来事、病気やメンタル、伝えたいことや空想、情報など思うまま綴るまとまりのないブログです。

今日を、迎えられたことに、感謝。

 


過去のことを振り返るブログを書いています。



ご興味のある方は読んでみてください。



2015年7月頃の話。


忙しかったけど穏やかに過ごせたなぁ、幸せだなぁ…

と、帰宅し、ちょっとのんびりしようかね?と思ったら。


妹から、メールと着信。


……これだけで、嫌な予感‼


何だろう。


落ち着いてから、メールを返したら、すぐに電話がきました。



どきどき……



『母ちゃんが、転んで怪我した。

 腰の圧迫骨折かもって』



ななな!!!!!


母がどうしても、仕事中の自分には連絡してほしくないと言ってたらしく、ケアマネさん経由で妹に呼び出しが…


保育園で、七夕行事に参加していた妹は、延長保育を頼んで、駆け付けてくれたそう…


腰椎なんたら骨折では?という診断で、
自宅療養で痛み止めと湿布をもらってきたとか。


妹は、ケアマネさんからもっと様子を見に来るように注意を受けたらしい。


『こういう事が起こることは、もう頭の中に入れておかなくちゃね。

やっぱり、ヘルパー頼むしかないよ。

こっちだって、お互い生活があって難しいし。』


……気持ちは、よくわかる。


母にも散々言ってきた。


障害者が独居なんて、本当に心配で。

いくら他人を家に入れたくないと言っても、そんなわがままばかりでは困る。


それでも、一人で頑張るから、お願いだから。


そう言われると、強行手段をとれなくなる……


ずっとずっと頭を抱えてきた問題。


転ぶなと責めるわけにはいかない。


何かあったら、すぐに駆け付けるしかない。



ずっと、いつも、何度も何度も……


自分は、駆け付けた。


肩身狭い思いはどんどん強くなり、仕事に行くのもどんどん辛くなる。


疲れていても、休んだ分取り戻さなくてはならない。


いつもふらふらだった……



そんな頃を思い出して、ぞっとしました。


『明日は私が行くから、姉ちゃんは休んでてね。

ずっと任せっきりだったから、少しはやらないと』


心なしか、妹は意気込んでいるように感じ…


『あんたね。有り難いけど、大変だからね。きっと落ち込んで弾丸トークになると思うし…』


『今日もいっぱい喋ってた』


そうか、やっぱり相当落ち込んでるな…


とりあえず、明日は妹に任せる事になりましたが……


平日ももっと様子を見に行くとなると。

本当にしんどい…


数日泊まりに行く度に、大荷物を抱え、走って。


職場では自分の家庭事情をさらされ。


本当に、辛かった…何処に居ても。


介護や生活援助が必要な人は大変。


だけど、する家族はもっと大変…。


役目は、ひとつではない。


家庭をもち、仕事をしながら、同居していない不自由な家族の事を常に気にかける。


『もう、今日は大変だったよ。』


そう、こぼす妹。



自分は、それを何年もやってるんだよ。


例えパニックが再発しても、鬱になっても。

対人恐怖症でも。病気でも。


それでも、一家の主として、必死に。

親のことから仕事を転々とせざるを得ない状況になって、収入が激変したって、働き続けてる…



………こういう事があると、やっぱり暗くなります。


穏やかに過ごせたあの気持ちは、薄らぎ。



世知辛い社会に恨みさえ生まれそう。


こういう人たちを助けてくれる、もっと生きやすい社会になってほしい…


願い事は、今、変わりました。     



(続き)

 今朝、ケアマネさんと電話で詳しい話を聞きました。


レントゲンをとった結果、母の怪我は腰椎圧迫骨折ではないか?とのこと😣😣

それが今回転んだことでなったのか、昔からのものなのかは判断が出来ないようで。


本来、介護される人を病院に連れて行くことは、業務外で禁止されているらしいのですが、ケアマネさんは対応してくれました。


ただただ、感謝……

そして、反省ガクリ


知らなかったとは言え、迷惑をかけてしまった💦💦


ケアマネさんからも、緊急対策を練って欲しいとお願いされました。


もう、前々から、何度も母に相談していることは、ケアマネさんも知っていて。


母が、次は気を付けるから。とケアマネさんにも言っていることも聞いていて…


なかなか強行手段に踏み切る事が出来ないという、自分の言い訳というか本音を漏らすと。


『ご本人の前で、それはなかなか言えるものではないですよ。

ただ、娘さんたちは同居していないし、遠いから、対策をきちんとしておかなければなりません。

いつまでも、障害者が一人で暮らしていくというのは、難しいと思いますよ…』


ケアマネさんの言う通り。



本当に、よく考えなければ。


役所のホームページで、何か対策になるサービスがないかと探していたら。


『高齢者緊急通報システム事業』という文字が‼


父が亡くなってから、くらしの便利帳で見たことのある言葉。


母は、高齢者ではないから、利用出来ない。

そう、見て溜め息をついた事を思い出しました。



母は、65歳になった。

今なら、利用できるかも知れない…。


役所の問い合わせ先に電話をして、詳細を話すと。


『それでしたら、おくすり手帳をお持ちになって、窓口にお越しいただければ、申請書をお渡しします。』


高齢者なおかつ、介護してくれる家族がいなく、内部疾患(心筋梗塞や脳梗塞など)があり、日常的に人の助けが必要となる人が対象…

事前に配線工事などをして準備し。

緊急時にブザーを押し、対応してくれるというもの。



まさに、母に必要なサービス。


昨日の転倒のことは、もうちょっとちゃんとしなさいよ、という、神様からの、父からの思し召しだったのだ……きっと!!


………と、都合のいい解釈をして、早速妹にメールで依頼をしました。



『忙しいから、役所に行けるかわからない』



………!!!!!







昨日の言葉は??

役所に行くだけでも頼む‼


……なにはともあれ、出来る事から取り組んでいくしかないです。