自分を、受け入れる。 | ぽんこたつ欲しいみかんの毎日気分は凸凹~生きてるからこそ~

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母の介護、父の死をきっかけに2016年にうつ病になったことから、転職を繰り返し、仕事社会から離れて今は生活保護で暮らしています。家族のこと、日常の出来事、病気やメンタル、伝えたいことや空想、情報など思うまま綴るまとまりのないブログです。


今日を、無事に終えられたことに、感謝。


今日は、暑かった、、、ポーンポーンポーン

11月とは思えない陽気でした。


半袖で歩いている人を何人も見かけました。

ホント、それくらいの服装でも寒くない程でした。



で。

なんか偉そうなタイトルをつけてしまいましたが。


これ、とっっても大切なことだと思います。


自分を受け入れられないと、全てに否定的な考え方になるし、人にも優しくできない気がします。


誰でもコンプレックスや悩みを持っているとは思いますが、それでも自分が自分を嫌いになってしまうのは、もうその存在をも否定してしまうわけで。


とは言え、難しい、、。



今日は帰宅してから、客観的に自分を見つめてみようと思いたち、ぼーーっと考えてみました。



昨年の夏。

自分の名前さえ忘れてしまう程、記憶が飛んでしまった。


はじめは、目の前にいる相方のことさえわからなかった。


その恐怖は今でも忘れられない。

何もわからない、、、。


相方の前で部屋着を着ていた自分が、この人の前でこんな格好をしているなんて!!!


、、、あなたは、誰???


自分は、何処にいるの???


相方に問いかけ、とても驚かれ、ショックを受けていた顔もはっきりと覚えてる。


何がどうしてこうなったのか???


怖くて怖くて、、そっと抱き締められた時、

この人は知らない人ではない。大切な人だと身体で感じて、ぎゅーーーっとした。


それから数日間は、どうやって過ごしたのか覚えていない。

多分、少しずつ当時のことを話してもらって、
何とか落ち着こうとしていたと思う。


相方が本当に自分のことを理解してくれている唯一無二の存在だと実感した。


名前を忘れないように、紙に大きくふたりの名前を書いて、いつも眺めていた。


記憶が飛ぶ前は、相方を呼び捨てで呼んでいたらしいけれど、それができないから、どう呼べばいいか聞くと、ちゃんをつけて呼んで欲しいと言われたので、そう呼ぶことにした。


あの時は。


自分が働けなくなってから、どんどん生活が苦しくなり、生活保護を受けていること。


家賃を3ヶ月滞納していて、保証人代行会社が毎日のように自分の携帯に電話があったり、家まできて大声を出したり、ドアをドンドン、足で蹴ったりされていて、自分は相当怖い思いをしたことを知る。


そして、すぐにでも引っ越ししなければならない状況の中、記憶が飛んでしまったのだとも、、、。


なかなかその現実を受け入れられず、混乱し、
相方を随分責めた気がする。


あなたのせいで、自分は記憶が飛んでしまったんじゃないの???

 

相方は、それでも頼むから俺についてきてくれ。

俺が君を守るから。信じて欲しいと。



妹ちゃんの存在を思い出してから、引っ越しをするためには緊急連絡人が必要とするので、すべてを話すために電話をした。


妹、、、顔も思い出せない。


彼女はビックリしながらも、そういう事情ならと了承してくれた。


わからないことばかりの中で、部屋探しをはじめた。


相方が仕事で休めないから、自分が不動産屋に相談に行き、内見もひとりでした。


引っ越し費用は役所が出してくれる。

ただ、もうこんなことは絶対にしてはいけない、

二度と同じ事を繰り返してはいけないと何度も言われた。


それを頭に叩き込み、不動産屋にはありのままを話して、保証人代行会社も違う所の物件で探してもらった。


相方と一緒に内見したうちの1件が審査に通り、引っ越し日も決まり、とても慌ただしい日々を送った。


記憶が飛んでしまったことなんかどうでもよくなってしまったかのように、自分は必死に引っ越し準備をした。


あっという間に引っ越しの日になり、何とか無事に新居に引っ越しできた。



さぁ、、ここから、やり直しするよ。


相方と、何度も何度もそういい合って、これから先も力を合わせて乗り越えていく約束をした。


新しい生活がはじまった。


全然知らない場所ではないけれど、ご近所事情や駅周辺の生活の利便性は全くわからないから、しばらくは苦労した。


それでも、自分には新鮮だった。


新しい生活には不安も勿論あったけれど、やり直すことができる、、、。


それは、わずかながらの希望や穏やかに過ごせる日々を期待したから。


記憶は、、少しずつ戻るのか。



久々に心療内科に行った時。


あまりにも辛い事が重なって記憶が飛んでしまったんだと言われた。

突然喋れなくなったり、目が見えなくなるような症状と似ている、精神的なものだと。


それはわかっていた。


記憶喪失ではない。


些細なことで過去を思い出すことも時々あったから。


それは夢を見たり、突然脳裏に蘇ったり。


ただ。

働けなくなり、記憶が飛んで、どうも人より話を理解するのが遅いというか、すぐに物忘れしてしまうようになってしまった。


相方いわく、以前はもっと気性が激しく、キリキリしててキツイところがあり、今はそれがなくなって、随分とやわらかくなったという。


そ、そんなに以前の自分は余裕がなかったのか?


記憶が飛んで、脳に沢山の隙間ができたかのようになったからって、性格まで変わる???


でも、妹ちゃんからも同じ事を言われた。


そして。
  

思い出せない方がいいことが沢山あるから、

無理しないで、今の姉ちゃんでいいんだよ。 


、、、今の、ままでいいの???


そのことについては、新しい生活に慣れるにつれて、考えるようになっていた。


父が亡くなったこと、母が要介護で独居していることも知り、過去を振り返りたいという思いが出てきた。


今の自分に、過去を受け入れる覚悟はあるのだろうか???


相方や、妹が言うように、このまま自然と過ごした方が楽なのではないかとも思った。


、、、でも。



心に何かが引っ掛ける。

1度気になると、どうしようもない性格らしい。


それで、過去を振り返る方法はないかと色々探していたら、アメーバのアプリが入っていることに気づいたのだ。


開いたら、ログインせずに入れた。


自分が、父の死を乗り越えたいという思いからブログをはじめたことを知った。


それからだ。


今の自分を受け入れる。


まずはそれができないと、過去を振り返ることもできないと。


どうやって、受け入れる???



昨年の夏からとても太った。


脳の回転が鈍いから、ひとりで用事もなく出掛けるなと釘をさされていたので、買い物や病院に行く以外は、ほとんど外出しなかった。


その分、ヒマでやる気が出なくて、不正出血がひどかった時期も長く、昼間ずっと寝たきりの生活が続いた。


いけない、これではいけない!!!




そんなで夏をやり過ごし、秋になってから。


本格的に過去を振り返る作業をはじめた。


驚いた。


泣いた。


怒った。


こんなに、自分に色々な感情があるなんて。



過去は、、思った以上に辛い事が多い。


まだちゃんと受けいれられているのか、半分他人事のようで、わからないけれど。


この作業をすることで、きっと前に進める。


それだけは、確信できた。



今の自分を、受け入れることも。


自分らしく、生きることも。



人はひとりで生きていけないということを、

この1年で嫌な程実感した。



自分は、相方がいないと生きていけない。


もし、また働けるようになったら。


少しは相方の負担を減らせるといいな。



でも、それはきっとまだまだ先。



自分は、記憶が飛んでしまって、子供のようになったのだ、きっと。


社会と繋がっていないのだから、人間関係のストレスはほとんどないはず。



今は、1日1日を精一杯生きよう。


それが、一歩一歩進んでいくために、必要で大切なこと。



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やはり夜は寒くなりそうです。


あたたかくしてお過ごしください。