※大阪場所初日





まずは、幕内に戻って来た『豊ノ島』








約3年、16場所ぶりに戻った幕内での白星の味は、やはり格別なものだった。アキレス腱(けん)断裂で幕下陥落後、「奇跡的に戻ってきた」と自ら話す西前頭14枚目の『豊ノ島』(35=時津風)が、16年夏場所以来となる幕内の土俵に上がり、その場所の千秋楽以来、1022日ぶりの幕内勝利を挙げた。




相手は新入幕で東前頭14枚目の照強(24=伊勢ケ浜)。気持ちがはやってか、照強が突っかけて立ち合い不成立。仕切り直しで立つと、豊ノ島は同じ169センチで前後左右に動き回る相手に構わず、ひたすら前に出続けた。突いて押して、いなして崩そうとする照強に対し、前に倒されることを恐れず前進。体勢を崩したところをはたき込んで、幕内通算481勝目をものにした。




取組後、再入幕では異例ともいえるNHKのインタビュールームに呼ばれ、テレビ画面に笑顔をはじけさせた。1022日ぶりの幕内の土俵は「数字で言われると軽く感じてピンと来ないけど、本当に(戻るまで)長かった」。喜びという点では無給生活に別れを告げる十両復帰の方が大きかったようだが、幕内復帰は「懐かしさを感じた。お客さんの入りとか歓声とか“こんな感じだったな。これこれ”ってね」。




丸2年の幕下生活が、35歳のベテランを若返らせた。「本来の自分らしくない」という前に出る相撲もそう。この日のように、怖がらずに前に出る相撲は「以前は負けたらどうしようという緊張があった。今は下(幕下)に下がったことを思えば、こうやって(関取として)相撲を取れるのは、ありがたい。身近に、相撲を取れなくなった人間もいることを思えば、楽しんで取れる。相撲を取れていることに感謝してます」という、目先の勝負へのこだわりから解放されたことで、気持ちが若返った。「一生、相撲は取れないと思った時期もあったから」。よわいを重ねて、ますます意気盛んだ。(日刊スポーツ)
























小結『御嶽海』(26=出羽海)が“ぶっつけ本番”の初日、横綱戦で白星を手にした。鶴竜と激しく土俵を動き回る展開になったが、うまく体をずらして背後を取って、送り出した。


「集中して相撲がとれている」


初場所6日目の妙義龍戦で痛めた左膝周辺の回復が長引き、今場所前は大事をとって、出稽古をせず、関取と相撲をとらなかった。




「ぶつかり稽古で押しているのと(相撲をとって)攻防があるのでは恐怖感が違う」。不安を乗り越えた。




世代交代の波が押し寄せる角界で、若手の1番手という自負がある。初場所も7日目から4日間の休場がありながら、3横綱1大関、優勝した玉鷲を撃破して勝ち越し、殊勲賞を獲得。三役在籍を13場所連続に伸ばした。




出稽古などで強さを見せず、本場所で真価を発揮する“場所相撲”を批判的にとらえる向きもあるが、裏を返せば、プロは勝ってなんぼの世界-。この日は痛めた左膝周辺にテーピング等を施さず、素足で土俵に上がった。




「ここをケガしてるんです、というか。アピールじゃないけど、そういうことしたくないんで」




己の流儀、美学を貫き、対横綱の連勝は初場所初日の稀勢の里戦を皮切りに「4」に伸びた。関脇以下の力士では、歴代5位タイ。「立ち合いがダメ、頭を下げすぎ、腰が高い」とこの日の相撲に不満をこぼした。




「いつものように勢いに乗ってとはいかない。多分毎日、修正が必要になる。慎重にいかないとね」。その先にある、近い将来の大関とりへ。万全でなくとも、結果を残すつもりだ。(日刊スポーツ)





長野県の☆星☆、進撃の巨人『御嶽海』、二日目も連勝だ!





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