※初場所中日
『天覧相撲』
天皇、皇后両陛下は２０日、両国国技館（東京都墨田区）で大相撲初場所の８日目を観戦された。天覧相撲は平成に入って２３回目。両陛下は説明役を務めた日本相撲協会の八角理事長（元横綱北勝海）に力士の出身地などを尋ねながら、幕内後半の９番を観戦し、盛んに拍手を送られた。
八角理事長によると、天皇陛下は平成最後の天覧相撲を楽しんだ様子で、終了後、「きょうはよい相撲をありがとう」と述べられた。両陛下は、今場所で引退した元横綱稀勢の里について「今後どうするのですか」と案じられていたという。
完勝で初日から８連勝とした横綱白鵬関（３３）は、「寂しい気持ちがある。平成に育ててもらいましたから」と話した。白鵬関は２００７年夏場所後の横綱昇進以降は、両陛下の前で６戦全勝となった。(読売オンライン)
東前頭15枚目『千代の国』（28＝九重部屋）が土俵際のはたき込みで東前頭12枚目『輝』(高田川部屋)を破り、1敗を守った。
立ち合いは、相手のもろ手突きに「ビックリした」と想定外だった。だが相手の動きは「見えていた」と冷静に対応。押し込まれたが最後はいなして逆転した。
左肘の故障などで昨年夏場所以来、8カ月も勝ち越していないが「けがも治ってきて稽古もできている。怖いところがないと思い切りいける」と、復調に自信を深めていた。(日刊スポーツ)
無傷7連勝中の横綱『白鵬』（33＝宮城野部屋）は前頭5枚目『碧山』（32＝春日野部屋）を下し単独首位をキープ。
2場所連続Ｖを狙う関脇貴景勝（22＝千賀ノ浦）は、1敗の前頭6枚目阿武咲（22＝阿武松）を押し出して6勝2敗。 優勝争いは無敗の白鵬を、1敗の前頭8枚目魁聖（32＝友綱）、同13枚目矢後（24＝尾車）、同15枚目千代の国（28＝九重）の3人が追う展開。(日刊スポーツ)
【懸賞金獲得１０傑 】※初場所8日目まで
順位 力士名 本数 賞金額
１ 白鵬 ２１２ １２０２．０
２ 御嶽海 ９１ ５１６．０
３ 高安 ５８ ３２８．９
４ 貴景勝 ５０ ２８３．５
５ 逸ノ城 ４４ ２４９．５
６ 阿炎 ４０ ２２６．８
７ 松鳳山 ３４ １９２．８
７ 錦木 ３４ １９２．８
９ 豪栄道 ３２ １８１．４
10 栃煌山 ２９ １６４．４
10 遠藤 ２９ １６４．４
※懸賞額の単位は万円
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