両国駅の③番線ホームに、横たわっていた、映画【サンクチュアリ】の番宣の力士、【出羽ノ城】にも見えるし、【熱海富士】にも見えたなっ!
<大相撲夏場所>◇2日目◇13日◇東京・両国国技館
幕下の取組で、体重94・3キロの欧山田(24=鳴戸)が体重差2・7倍の相手をひっくり返した。252キロの出羽ノ城(30=出羽海)を足取りで破った。
【写真】94・3キロVS252キロ 衝撃の体格差
立ち合いはお互いに静止して見合いながら、すきを見て素早く両手で左足を取ると、深く懐に潜り込み、そのままあおむけに倒してみせた。体重差158キロ差をはね返しての勝利に、館内も大きく盛り上がっていた。
<大相撲五月場所>◇三日目◇14日◇東京・両国国技館
体重252キロの幕下五十八枚目・出羽ノ城(出羽海)と156キロの幕下五十九枚目・鷹翔(湊)が死闘を繰り広げた。力を尽くした両者の結末に「すげえええ」「やばいね!」とファンも大興奮となった。
【映像】超巨漢力士が迎えた劇的結末
現役最重量252キロの“超巨漢”で知られる出羽ノ城。三日目に対戦したのは156.9キロの鷹翔で、体重差95.1キロの対決となった。
立ち合いもろ手で当たったのは鷹翔。しかし出羽ノ城はまるで動かず、両者右四つに組む展開に。胸を合わせて鷹翔が寄って出るが、土俵際で出羽ノ城が耐え、館内からは拍手が沸き起こった。その後、右四つに組んで胸を合わせたままこう着状態が続いた両者。出羽ノ城が繰り返し投げを打つも決まらず、客席からは2度3度と拍手が発生した。
白熱した取組は3分を超える長い相撲となり、「ハアハア」と両者の荒い息遣いも館内に響いた。なかなか決着がつかなかったものの、最後は鷹翔が出ていったところ、耐えた出羽ノ城が体を入れ替えて寄り切りを決めた。3分14秒もの熱戦に、客席からは惜しみない拍手が注がれた。1勝目を挙げた出羽ノ城は勝名乗りを受けると肩で大きく呼吸しながら花道を下がっていった。敗れた鷹翔は2敗目を喫した。
3分を超える熱戦に決着がつくと、ABEMAの視聴者からは「すげえええ」「まじかw」「やばいね!」「長かったw」と興奮気味のコメントが殺到したほか、「よくやった!」「頑張った」「おつかれ!」「これはわかせてくれましたね」と両者の健闘を称える声も相次いでいた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)