9/1発表の雇用統計結果
NFP+18.7万人(予想17万人)、失業率3.8%(前月比+0.3%)、平均時給+4.3%(前年同期比)、マーケットでは引き締めサイクル終了への期待でしっかり。
今年のFOMCは9月、11月、12月の3回。予想は1回利上げで、マーケットほぼ織り込まれていると思われます。
問題は、来年からの利下げがどうなるか?
過去20数年の政策金利のピークと、その後の利上げを調べてみました。すると、驚くべき事実がありました。
2000年5月6.5%政策金利⇒2002年12月1.0%(2年半で5.5%利下げ)
2006年6月5.25%政策金利⇒2008年12月0.25%(2年半で5%利下げ)
2018年12月2.2%政策金利⇒2020年6月0.25%(1年半で2%利下げ)
『政策金利が5%以上つけて利上げ停止後は、短期に大幅利下げ』をしています。
理由は、ITバブルリセッション対応、リーマンショックリセッション対応、コロナリセッション対応だったのでしょう。
この実績を見ると、今回はインフレ対応でわざと景気を冷やしているわけですが、米国の潜在成長率が2.0%程度と言われているので、その原因が収まれば、景気を戻すため利下げを行うのは当然でしょう。
なぜなら、FRBの2大マンデーは、「物価の安定」と「雇用の最大化」。『物価が落ち着けば、雇用の最大化のために金利を下げるのは、FRBの使命』だと思います。
仮に来年、潜在成長率の2%まで、政策金利を2.5%下げていったらどうなるでしょう???
PER上昇と、景気上昇期待で、米国3指数は市場最高値更新になるでしょう(^^♪
このポジティブストーリーをメインに、米国指数3倍ブルの時間分散買いを続けたいと思います。(^_-)-☆
サムエル