お友達のお誘いで栃木県茂木町にあるツインリンクもてぎへ行ってきた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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「Ring」ってなってるけど『リンク』、今年で20周年なのかな?
 
ツインリンクもてぎは言わずと知れたサーキット施設…だと思ってたけど 茂木町の山あいに位置しているだけあってサーキットだけではない楽しみ方もあるようだ。
今日はその中の1つをご紹介。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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夜のうちからの雨でコースも完全ウェット。
テクニカルコースではオートバイの何かがやっていた。
走行練習会かな?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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サーキットの外側、周回道路のさらに外側にたくさんの人だかりがあった。
普段は切り立った山壁の場所に、なにやらコースのようなものが設営されている。
そこに群がる多数の人たちとケータリングショップ、場内アナウンス。
ただ事じゃないぞ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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それもそのはず、この日はバイクトライアルというオートバイでの悪路走行競技の世界戦(FIMバイクトライアル世界選手権日本GP1日目)が行われるのだそうだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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トライアルって岩場の上をぴょんぴょん跳ねてバランス取りながら進む競技だとおもってた。
ところがこの日の舞台をみたらもっと過酷な競技だということを思い知らせれた。
 
普通なら徒歩でも入らないような山林の崖のような箇所を登ったり降りたり、時には障害物(岩や丸太)を乗り越えたりとサーキットのようなスピード感こそはないもののアクロバティックで全体の見渡せるエキサイティングな競技だった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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キノコ採りに入ったら滑落しそうな箇所でもぐんぐん登ってくる。
 
コースはいくつかの「セクション」に別れていて そのセクションを選手一人一人が挑戦して行く。
セクションは複数連なっていて ひとつ通過すると山林や岩場を移動して次のセクションへ向かう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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セクションへの移動は選手だけでなく観客も移動するけど 場所が場所だけに山中を歩いて登ったり降りたりすることになる。
落ち葉や泥など不安定な場所が多いので歩きやすい靴か登山靴、長袖長ズボンの装着を推奨する。
特にこの日は前日からの雨で足元が非常にぬかるんでいて長靴でも履いていないと泥だらけになってしまうほどだった。
 
移動は選手(バイク)とギャラリーはきちんと区分けされていて事故のないように配慮されている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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丸太の障害物、っていっても大小様々。
大きなものは和太鼓みたいにおおきくてそれを山の斜面下から駆け上がってクリアしないとならない。
 
ぬかるんだ急斜面、濡れて滑る大丸太。
滑ってバランスを崩したり転倒したり、観てる方はハラハラしてしまう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
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いくつかのセクションを観戦していると山の下の方で別の歓声が聞こえてきた。
ちょっとそっちのほうも覗いてみようか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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メインセクションとも言えるこの場所は斜面に岩が露出していて歩いて登るのだって苦戦しそうな場所。
これを直角に登って降りてのジグザグコースが設定されてた。
 
自転車競技と違って感心したのはセクション観戦エリアの観やすい最前列は有料の「プレミアム観戦席」として区分けされていたこと。
基本観戦無料(ツインリンクもてぎの入場料駐車場代は別)の競技でのこうして区分けすることでギャラリーの棲み分けをし混雑を避け、収益にも繋がるシステムになっているみたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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それでも通常観戦アリアにはたくさんの人が集まってきていた。
ちょうどゼッケン番号の若い選手がやってくる時間帯のようで 斜面下の芝生広場はさながら野外コンサートのようなひとだかりだった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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駆け上がる、って文字だけじゃうまく伝えきれないこの躍動感とスリル。
観ていて気づいたのは選手と同じゼッケン番号のサポーター?のような選手が常に同行していること。
急斜面や岩場、障害物を越える際にバランスを崩しても大丈夫なように即座に対応できる役目のようだった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
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そしてこの日1番の盛り上がりを魅せてくれたのはこのオレンジのゼッケン1番の選手。
崖のような岩場を足をつくこともなく跳ねるように駆け上がり…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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濡れて滑りそうな岩場も後輪だけでバランスを取り縦横無尽に登ってく。
まるで彼の周りだけ重力が少なくなっているかのように。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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そして最大の難関をクリーン(足付き無し)でクリアすると  喜びのスーパージャンプまで観せてくれた。
それもそのはず、このゼッケン1番の選手は前人未到の10連覇中のトニー・ボウという有名ライダーとのこと。
 
 
ものすごい歓声とスリルと興奮を味わうことができた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
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よくよくカメラロールを見返してみるとこの選手ばかり撮影していたみたい。
僕のような素人が見ても一目でわかる卓越したテクニックでセクションをクリアした後の移動の瞬間。
 
これとは別の時はカメラにポーズとってくれたりしたんだけど 運悪く起動が遅れた瞬間だった。
不覚…。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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大興奮の1日でした!
 
 
 
 
 
 
 
→同じ会場内で別の盛り上がりも…!
 
2017/05/27   記