今年もまたこの季節になってきて、お友達から試走(コースの下見)に誘われたので一緒に走ってきた。
雨の日で寒ライドになってしまった先週の寒ライドとは打って変わってこのお天気。
ポカポカ陽気のこの日の気温は26度を越していたようだ。
集合場所・スタート場所は宇都宮北西部にあるろまんちっく村。
桜も満開なこの会場、今日はマウンテンバイクのエンデューロも開催されるそうだ。
試走のメンバーはお誘いのあったお友達に僕を含めて6人ほど。
ところが集合場所についてみるとたくさんのロードバイクのライダーの姿が。
どうやら今日はうつのみやサイクルピクニックのガイドライダースタッフの試走(75kmコース)だったようだ。
ご一緒させていただけるかどうかきいてみると快諾していただいた。
開催されるにあたって地元チームの宇都宮ブリッツェンが監修を担当。
この日の試走もブリッツェンの柿沼社長自らがサポートカー(トラブル発生時の対応・積載・搭乗など)を運転とのこと。
とても心強い。
ポッカポカの快晴のなか、一行(数人のグループに分かれています)はエイドステーション(補給所)予定地へ向かってグループ走行。
試走って単なるサイクリングじゃない?って思われがちだけど、この時スタッフさんはコースの特徴(順路や危険・注意箇所)の確認と 集団走行時のシュミレーションを各自考えながら走行している。
パンク発生・コースミス・怪我などが発生しても落ち着いて対応できるよう普段から練習しているのだ。
こうした熟練したガイドライダー・立哨員・スタッフさんたちのおかげで大人数でのサイクリングイベントが成り立っているんです…と 柿沼社長は仰っていた。
宇都宮市内中心部の桜はもう葉桜になりつつあったけど、北のほうはまだまだ十分咲いていた。
朝のうちは寒かったので冬用ジャージを着込んできてしまったので腕回りが結構暑かった。
別行動で同じルートを先行して走行していたお友達に遭遇。
水浴びこそはしていなかったけど 涼しい鬼怒川の風を満喫していたようだ。
遠くには日光連山が霞んで見える。
※危ないから川には入らないでね
この近くには「佐貫観音」と云う大きな一枚岩の観音様(石仏)がある。
サイピクコースからも見えるので (エイドステーションではないけれど)ぜひ立ち寄って欲しいところ。
エイドステーション(補給所)に設定されている「道の駅 しおや」で休憩、スタッフミーティング。
会場の端のほうではお友達がソフトクリームを食べていた。
こうも暖かいと冷たいものが食べたくなるよねぇ。
ということで僕もいちごのソフトクリーム(左側)を注文。
お友達はコーヒーソフト(右側)。
ふたりとも迷った末の選択だったけどお互いのが気になって仕方ない…。
スタッフミーティングが終わると次のエイドステーション予定地へ移動。
この時も数名のグループに分けてゆっくりと一列走行。
一般車両の少ない道を選んではいるものの そこは公道、当然一般のクルマも普通に走っているわけなので全員が一列になって走行するわけにはいかない。適度に間隔をあけ、お互いの距離を保ちながらコース確認をしていく。
普段は一人で走っていても 複数名で走ると(レースとは違う意味での)集団走行の練習にもなる。
※画像は撮影のためちょっと間隔を短くしてもらいました
人力の自転車はちょっとした坂道でもぐっと減速してしまう。
そのため集団走行の間隔が詰まってしまわないように先導車(ガイドライダーたちのガイドライダー)は上手に速度をコントロールする。
減速しすぎて渋滞にならない程度に、かつ先行車を見失わないような速度。
この加減が簡単なようで難しい。
さらに画像奥の方に小さく見えるのは先述の宇都宮ブリッツェンの本物のチームカー(サポートカー)。
交差点や分岐点などの要所要所で先回りし道案内しつつ 全員が通過したあとは後方に回って隊列確認・ライダーの安全管理をしてくれる。
こうした配慮もとても嬉しい。
(ロングライドイベントによっては最後尾車としてのサポートカーや各種修理担当のサポートカーを巡回させているイベントもあります)
第2エイドステーション予定地の梵天の湯。
サイピク当日はこの建物の南側駐車場がエイドステーションになる。
建物正面の花壇には色とりどりの花が咲いていた(名前わかんないけど)。
色とりどりの花の周りに、色とりどりのロードバイク。
カラフルではあるけれど黄色系の自転車は見かけなかったなぁ。
花壇を取り囲むように並んでいるのは既設のバイクラックはあるが 収まりきれない車両が花壇に自転車を立てかけているから。
(当日は追加バイクラックあり)
梵天の湯に来たら定番の「ゆずソフトクリーム」でしょう。
ゆずの甘酸っぱさと冷たい食感が体の芯を冷やしてくれる。
第3エイドステーションの農業構造改善センター。
ここは去年のコースにはなかった箇所。
なんの施設かはワカンナイけど広い駐車場にたくさんの桜、テニスコートも備えた優雅な場所だった。
第4エイドステーションの大谷観音前。
ここは自転車を降りて通行のこと。
敷地内にも何本か桜があったけど、サイピク当日までには葉桜になっちゃうだろうなぁ。
機会があったらこの地域の地下にある大谷石採石場跡の見学もしてみるといい。
ここで柿沼社長から補給食の配給が。
予想以上の暑さで参らないように、とスポーツドリンク・塩分補給飴・バナナを頂戴した。
しかも、試走スタッフだけにではなく 一緒に走行していた僕たちにも。
なんとも有難い、優しい社長さんだ。
(バナナの皮はその辺に捨てないでね)
※ゴミはブリッツェンカーにてちゃんと回収していました。
無事試走も終わって皆 解散。
僕はと云うと自宅からの自走にも関わらず 試走のあとにところどころ寄り道していたら夕方になっちゃった。
早めに帰らないと暗くなってしまう。
この時点で100km近く走行しているけど 日没までに帰宅したいので走行ペースを上げていく。
宇都宮から氏家に帰るのはじわじわと登り坂なのでライド後の自走はペース維持が疲れるんだ。
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【本日の仕様】
フロントギア 52-34T
リアギア 11s CS-5800改 12-28T
ホイール WH-RS81-C50(23C)
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【本日の成果】
総走行時間 6時間9分
総走行距離 129.45km(どうして130kmまで頑張らないのか…)
平均速度 21.0km/h
最高速度 48.4km/h
獲得標高 1,026m
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獲得標高が1,000mを超えていたのは意外だった。
右側の彼の写真でフォルダがいっぱいになりました。
2017/04/16 記