何度か雪も降って通勤していないとはいえ早朝クルマで移動する機会も増えてきたので、そろそろスタッドレスタイヤに履き替えようと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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旧ミニ(クラシック・ミニ、ローバー・ミニって言ったり)の標準装着のタイヤサイズは145/70R12だけど 最終モデル(スポーツパックやBSCCリミテッド)は175/50R13だったりする(表記や数字の意味はググってください)。
そのままのホイールでスタッドレスタイヤを装着しようと思っても13インチの冬タイヤはまずない。
ほとんどの人が12インチにダウンサイジングしたり強引に155/65R13や145/65R13という軽自動車サイズを装着しているかと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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そもそも乗用車用12インチの需要がなくなってきてると思う。
未だ需要のある軽トラはバン用のプライレーティングが付いているし外径も大きいのでミニには不向き。
今のところ国内主要各メーカーはミニ用(以前はダイハツなどの軽自動車もこのサイズだった)サイズを生産してくれているけど、夏タイヤになると先の13インチタイヤはBSがプレイズPZ-1を生産停止して以降は新規リリースはされていない。
 
今回交換するタイヤは国内最大手のブリヂストン ブリザックのレボGZ
以前BS系タイヤ屋で働いていた時はREVO1が新発売されたかその頃だったので 2世代後のモデル(現行はVRX)。
新品・未使用だけど訳ありで格安入手した。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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訳ありの理由はこれ。
製造時期が2013年終盤ということ。
この記事を書いているのが2017年初頭なので約3年弱経過していることになる。
 
ちなみに乗用車用タイヤの製造時期はタイヤオモテ面の製造シリアルから読み取れる。
上記画像の「JEJ」は製造工場とライン番号、「47」は第47週、「13」は西暦2013年を意味する。
 数字部分が3桁しかない場合(○○△)は西暦199△年第○○週製造、となる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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これまで装着していた横浜タイヤのアイスガードiceGUARD IG-10はBSに勤めていた当時に購入したような記憶があるので約10年前かと思う。
こちらのシリアルもアルファベットはメーカーごとに違うので無視、下4桁は「2806」なので2006年第28週製造となる。
 
あぁ、やっぱり10年ほど前になるわけか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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タイヤ交換といってもホイールからの脱着作業なので専用工具や設備がないと素人ではできない。
素直にタイヤ屋さんへ持ち込んで交換してもらえばいいものを なぜかこんなものを持っているので(10数年振りに)引っ張り出してきた。
くるみ割り機のようにテコの原理でタイヤのビードを落とし込む機械。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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ビードを落としたら「バールのようなもの」で少しずつ抉ってタイヤを外す(訳あって画像は無し)。
まぁ、機械(タイヤチェンジャー)でやり慣れてるとこの工程はものすごくダルいし疲れるわけで。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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捨て値同然で貰ってきたアルミホイール(SSRスピードスターのメッシュ12インチ5J)なので僕は気にしないけど バールでタイヤを外すとかなりの確率でリムを痛めてしまう。
昔はドリ車のケツ履きタイヤの交換を自宅裏の納屋で行うのがブーム(?)で、そこらじゅうで見られた光景だけど 今時こんなことしてる人ってそうそういないと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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脱がしたホイールに先ほどのタイヤを組み込む。
生で作業するとかなりキツイのでタイヤのビード部にビードワックスを湿布する。
滑りやすくするからといって石鹸水やCRCでは役に立たないです。
ビードワックス塗っても手作業でのタイヤ抜き替えはかなり手間がかかる。
普段から汗はそれほどかかない方だけど この時ばかりは額から汗が垂れてきてちょっとびっくりした。
 
緑のはメロンソーダ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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ここにきてエアーゲージの調子が悪いことが発覚。
分解してみるとチャック部に不具合があるようだ。
応急処置は施したけど これはもう新品買い替えかなぁ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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コンプレッサーがあるとタイヤの空気充填の他に各種エアーツールが使用できて便利。
自宅物置にオイルレスだけど中型のコンプレッサーがあるのでこういう時(車両からホイール脱着)は楽だとしみじみ思う。
特にエアーダスター(ワムウ最終流法、渾楔颯ッ!シューッて圧縮空気を吹き出すやつ)は自転車洗車した後に水滴を吹き飛ばす時に大活躍。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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先に記した13インチ標準ミニは大型のオーバーフェンダー(スポーツパックフェンダー)を純正装備しているためフェンダーが車体から大きくせり出ている。
このフェンダーに合ったオフセット(車体外側へのせり出し量を決める数値、厳密にはホイールセンターからハブ面までの距離)の12インチホイールはいくつかあるもののホイール幅が広いため145幅のタイヤでは「引っ張りタイヤ」になってしまいあまりよろしくない。
引っ張りタイヤ自体はカッコいいので好きだけど。
画像のホイール「SSRのメッシュ」はノーマルフェンダー(90年代ミニの黒いアレ)に合ったオフセットなのでそのまま装着すると車体内側へ引っ込んでしまう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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内側に引っ込みすぎたホイールは操作性はいいけど見た目がよろしくない。
そこで僕はホイールごとに合った厚みのホイールスペーサー(ワイドトレッドスペーサー、ボルトスペーサー)を間に挟み込んで「ツラ位置に近い状態」にしている。
装着には適正トルクで締め付け、定期的に増し締めやトルク確認をしないと破損や最悪はホイール脱落の大事故に繋がるのであまりお勧めはしません。
自己責任で、定期的な適正トルク管理を。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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これで県北や雪降ってるところへ行けるね!
 
 
 
 
 
 
 
2017/01/17      記