長いこと在庫して温めていた転売用のホイールセット(フルクラムレーシングゼロの赤ネクタイとかWH-9000-C24とか数セット)が無事に売却できたので その売却益でまた別のホイールを購入してみた。
2016/12/05 記
購入したのはシマノのWH-RS81-C50-CL。
RS81というグレードの中のC50、クリンチャータイプ。
中古だけど程度も良好、リムは振れや曲がりもなく摩耗も少ない。
ハブやフリーボディの回転もスムーズでカーボン部に傷もなし。
クイックレバー(使わないけど)とホイールバッグ付属の良品を相場よりもかなり安価(再出品流れ1円スタートで前回落札価格より15kほど低く落札、過去半年の落札相場では最低価格)で入手した。
参考までに新品のメーカー希望価格は約12万円だそうです。
RS81-C50のリムはアルミ側にカーボンがコンポジット(合成)されている。
手持ちがアルミリムホイールばかりなのでカーボンホイール用のブレーキシューに交換する手間が省けていい。
リムハイトは50(リムの高さが50mmあるということ)でタイムトライアルなどの高速巡航用。
どう考えても今の僕には不釣り合いなスペック。
同条件下で比較したことがないからわからないけど 世間一般的なデメリット評価は重量増とヒルクライム向けではないこと、横風の影響を受けやすいこと。
ホイールだけ買っても使えないので手持ち在庫のタイヤとチューブを組み込んでおく。
浅いホイールも深いホイールも対応できるようにと 手持ちのチューブのバルブ長は全て60mmにしてたが、実際装着してみると空気入れのチャックがギリギリ噛んでくれる程度しか頭が出なかった。汎用の空気入れしかない場合はバルブエクステンションなども携帯する必要があるかも。
緑色のタイヤがなかったので仕方なくゴミ置き場から使えそうなスリックタイヤを見つけてきた。
タイヤ幅のサイズは25c。
C50のホイール内幅は17c(外幅22.4mm)ありこれまで装着していたWH-RS81-C35の15c(外幅20.8mm)に比べてワイドリムとなる。
25Cのカラータイヤで緑色ってないのかな。
いや、あるけどできればそれなりにハイグリップなものがいいね。
リムハイトが高くなりホイール幅が広くなると高速巡航向けなホイールとなる。
スプロケット(後輪の歯車のかたまりのこと)はとりあえず手持ちのCS-6800 11-23Tを付けておいた。
ハブの回転はスムーズだったけど 一応分解清掃して玉当たりも調整しておいた。
サイコン(自転車の速度を計測する機械)のマグネットは ホイールを付け替える度に毎回移植・調整していたのでは手間がかかるので、所有するホイールセットの数だけあったほうがいい。
とりあえず仮装着なので今日のところはダイソーの強力磁石「ネオジム磁石」をスポークに挟み込んでビニテで巻いておいた。
そのうちちゃんとしたやつを装着しようか。
ホイール内幅17Cのワイドリムになるとキャリパーブレーキの開きも(これまでよりは)大きくしなければならないはず。
ブレーキ向かって左側にあるリリースレバーがON/OFFのみの場合はアジャスターかワイヤー留めで再調整。
画像のアルテグラBR-6800のようにノッチが付いていればパーシャルにしておけば とりあえずは使用可能(きちんとしたレースで使うならばしっかり調整すること)だと思う。
暴力的なリムハイト50mmは見た目のインパクトもかなり大きくなる。
そういえば手持ちの緑色のディープホイールも同じ程度のリムハイト。
横風の影響とか重量増とかのデメリットは(個人的には)それほど感じなかった。
いつもの場所で撮影。
ディープホイールは 正面から見ると平たく横から見ると太い断面の空気抵抗の少ないエアロフレームのほうが良く似合うと思う。
何より緑色率が低下してしまったのが残念…。
ディープホイールのブレーキシューの当たり面はフルカーボンホイールならば黒色だけど、RS81-C50はアルミ側なので銀色。
どうしてもここだけ浮いてしまう気がする。
グレーかホワイトのタイヤか、やっぱり緑色のタイヤが欲しいところ。
そして画像加工アプリのロゴが右下に入ってしまうのもなんだかいただけない。
シマノのカタログにあるようにこのホイールはタイムトライアルやロードレース向けのスペック。
最初から分かりきってたことだけど今の僕にはオーバースペックなこと極まりない。
欲しかったのは後輪のみだけど 安価で仕入れられたのだから仕方ない。
とりあえず使ってみようかと。