先日PraxisWorksの52-36Tというチェーンリングに交換する際に、PCD130のノーマルクランクが使えず仕方なく手持ちの4650ちあぐらのPCD110コンパクトクランクを使って仮装着していたが うっかり別のクランクを落札してしまったのでせっかくだから交換することにした。
右がFC-4650ちあぐらのクランク、左が今回落札したクランク。
パッと見ただけで品番わかったらすごいと思う。
ノングレードのPCD110-L=172.5mm。
ULTEGRAとか105とかのロゴは要らんのよ。
グレード判ると勝手にランク付けされちゃうでしょ。
だから少し変わったメーカーか、シマノならロゴのないノングレード(RSなんとかとかみたいな)のものがいい。
出来ることならシマノのロゴも消したいくらい。
品番はFC-CX70…シクロクロス用のものでシマノのカタログではシリーズグレード名がない。
これよりも完成車とかについてる真っ黒なクランクのがよかったんだけど。
クランク長は目当ての175mmがなかなか引き当てられないので 仕方なしに172.5mmにした。
シリアルはMJ、MKなので2013/10〜2013/11製造のものと思われる(2000年からカウントしていれば2012年製造かも)。
中古商品ではあるが曲がりやネジ舐めもなく、クランクフェイスにシューズの擦れ痕がある程度でクランク先端にはガリ傷すらなかった。
とりあえず組み込み。
グレーツートンがアルテグラっぽいけど中空クランクじゃない(と思う)ので ホローテック2とは違うのかも。
→シマノの技術資料によるとちゃんと中空クランクのホローテック2と確認できた。
→シクロワイアードの記事によるとFC-CX70は10速の6700系アルテグラと同グレードらしく、11速ユーザーがシクロバイクを組み上げるには6800系アルテグラのFC-6800-46-36Tになりそう。
チェーンリングとクランクを留めるボルトはチェーンリングボルトとかフィキシングボルトと呼ばれ、段数の違いでボルト長が違う。
アルミアルマイトでカラフルなアフターパーツがリリースされてるけど シマノとカンパとでサイズが違うので注意が必要。
少し高いけどミドリのボルトにするか ワンポイントに赤かピンクもいいんじゃないか、と。
付いてりゃなんでもいいのでとりあえず黒にしておいた。
左クランクの軸にはクランクキャップと呼ばれる樹脂製のフタが付く。
ここにもイロモノのアフターパーツが出てるのでついでに交換してみた。
シマノ24mm軸のクランクの場合、キャップは20mmのものが適合する。
これもやたらと高いんだけど たまたま安いの見つけたので試しに付けてみた。
ところが傘の部分が広すぎるようで、クランクを傷付けたくないならば 1回りくらい傘を削って合わせてあげるといいかも。クランクを外した際にチェーンのミッシングリンクも交換しておいた。
ミッシングリンクとは簡単にチェーンを繋ぐことのできる簡易接続部品。
耐久性や11速用は再利用不可だったりとなにかと問題はあるものの メンテナンス性が向上するので付けてある。
金色のミッシングリンクにしたのはチェーン清掃や注油の際にスタート地点の目印になるから。
コネクトピンで繋ぐと始まりがどこだかわからなくなってしまうこともあるが このへんは好みが分かれると思う。
ミッシングリンクを外す時ときは先の細いニードルプライヤー(ラジオペンチ)や専用のマスターリンクツールがあると便利。
ない場合はフロントアウターにチェーンを乗せ、ひとコマ持ち上げてプラハンでコンコンすれば簡単に外れる。
中古シクロクロス用クランク FC-CX70 L=172.5mm 4,500円 送料込
新品クランクキャップ シマノ用20mmグリーンアルマイト 240円 送料込
2016/10/14 記