トレイルブレイザーのヘッドライトをHID化した。
僕も検索して外し方を覚えたが いくつか気になる点があったので追記しておく。
もし、誰かが検索してたどり着いて それが活きてくれればありがたく思う。
今回のドナーはシボレー トレイルブレイザー('01/09モデル)だ。
この型のトレイルブレイザーは'02~'09で一括りのようだが'01/09からブレイザーのなかで「トレイルブレイザー」というパッケージが出ていたようなので作業は共通かと思われる。
一応最初に断っておくが何があっても自己責任でお願いします。
やはり蒼白色の閃光はカッコイイ。
ではヘッドライトassyの外し方から。
ボンネットを開け、エンジンルーム前方のカバーを外す。
緑色のマイナスドライバーの先にプラ製クリップ、スパナの位置に7mmのネジが左右対称に留まっている。
他にもあるかもしれないけど規格は同じ。
カバーを外したらヘッドライトassyを留めているクリップ2箇所(ドライバーの先にある)を指で、硬い時はカラス口(ウォーターポンププライヤーなど)で引き上げる。
最初は硬いかもしれない。
次にウォッシャーノズルのカバーを外す。
ノズルは手で引き出し、根元を摘んだままカバーだけを分離させる。
カバーは小さなツメで留まっていて マイナスドライバーなどでこじる。
チカラを込めるとツメが折れてしまうので注意。
(折れてしまったらタイラップなどで固定する。でないとサヨナラバイバイしてしまう)
ウォッシャーノズルのカバーが外れたらグリルを引き抜く。
手で外せます。ツメを破壊しないように注意。
ヘッドライトassyはドライバーの先にあるドライビング・パスランプの複合コネクタ、ウインカー、サイドマーカーのソケットを外す。
また、ウォッシャーノズルのホースも外すのだが…。
赤いプラスドライバーの位置にドライビング・パスランプの複合コネクタ、緑色のマイナスドライバーの先がウォッシャーノズル。
おそらくこれが一番の難所かもしれない。
ウォッシャーノズルのホースは金具のクランプを外すのではなく、黒いプラ製のクリップを外せば簡単に外せる。
簡単に、と言っても最初は固くてキツいと思う。
コツはマイナスドライバーの先にあるギザギザしてる部分を押しながら、ホースを横方向に引き抜く感じ。
外した瞬間にブシャー!とウォッシャー液が出るので顔射注意である。
ついでにフォグランプのバルブを紹介。
外車は…特にアメ車によく使われる形状で「880」という規格。
口金がなく、端子剥き出しなので取り扱い注意デス。
ヘッドライトassyの裏面。
丸いゴムカバーはドライビングとパスランプ(ハイビーム)のアクセスカバー。
先程外した複合コネクタのおかげでバルブにカプラーが付いてるよくある国産車のような取り付けではない。
バルブは捻って固定、配線はリフレクター裏側から複合コネクタへ伸びている。
そのため国産車のような取り付けができない。
バラストの固定方法にもよるが当車両に於いてはアクセスカバーに丸穴を開け そこからバラストへの配線を出した。
バラストはヘッドライトassyにも車体にも固定せず「動かない場所」に固定していつでも脱着可能にした。
このようにゴムパッキンをはめ込まないと雨滴が浸水してしまう。
このへんは取り付けるHIDキット次第で臨機応変に対応する。
以上で取り付け終わり。
あとは外した逆の手順で元に戻すだけ。
サイドマーカーはソケットを外すよりカプラーを外したほうが作業は楽かも。
2016/01/03 記