小布施の街中からは少し離れた場所に、
葛飾北斎ゆかりの寺
岩松院があります。

徒歩では駅から30分くらいかかってしまうかな。
駅からはちょっと遠いんだけど
何年か前に見た葛飾北斎の天井画が
素晴らしくて、忘れられなくて
再訪です。
前回はレンタサイクルでしたが
今回は時間短縮のためタクシー🚕使用です。

この時はまだ冬
桜の時期はきっと見事でしょうね。


こちらの阿吽の像はちょっとユーモラス
なんだか仏師がつくったように
思えないけど・・・



この寺には葛飾北斎の
八方睨み鳳凰図という
大きな天井画があるのです。
北斎が88歳ごろの作品だとか・・・

その年齢で江戸から小布施に来るのもすごいし
こんなエネルギッシュなパワフルな鳳凰を
描ききるのもすごすぎ。
なんという超人なんだろ。
※画像は長野県公式観光サイトのものです。
もちろん撮影厳禁なのでね。

また住職の説明がすばらしかったなぁ
この説明を聞いて何倍もこの絵の良さが
わかってきました。
この極彩色の鳳凰は
なんと1回も塗り替えられていないらい。
まるで、つい先程完成した絵みたい。
鳳凰の表情も座る位置によって変わってくる
一日中眺めていたいくらい
素晴らしい絵です。
何度もお堂に入って見返してしまいました。



このお寺には他にも見どころがあります。
小林一茶の俳句
やせ蛙🐸負けるな一茶是にあり
こちらの有名な俳句がよまれたのは
このお寺の池だそう。




まだ冬だったのでカエルさんたちは
不在だったけど

こちらはお堂

お堂の見学料は¥500
北斎の絵が言葉にならないくらい
ダイナミックで美しいですし
ミニ博物館のような展示もありますので
料金は安すぎるくらいです。

お寺は高台にあるので
見晴らしもよく
山も美しく見えます。

こちらのお寺に福島正則公の霊廟もあり
本堂内に福島正則公の遺品も展示されていました。

こちらは友人が購入した御朱印帳とかるた
どちらもステキ

御朱印いろいろ
一番左は冬の限定印




こちらのお寺で地元の方とお話しした時に
茨城出身であると話したら
めちゃくちゃショックガーンなことが
(小布施にこれからいく人は見ない方がいいかも)
小布施で使われている栗は
ほとんど茨城の栗なんですよ。
だって😵
えーっ‼️今まで私が何十年も食べてた栗なの⁉️
確かに表示をみたら小布施産ってのと
国産ってのがありました。
あんまり知りたくなかったお話でした