東京国立博物館の特別展
きもの👘

オンライン予約制で平日の10時からの予約でしたが、まあまあの人出でした。

人気のある特別展は平日でも1時間待ちはよくあることなので、オンライン予約制になってから大混雑がないのはありがたいです。





こちらは平成館の入り口
2階までエスカレーターで上がって、第一会場と第二会場に分かれています。


こちらは初音ミク
尾形光琳の着物を着てますね


こちらは着物展限定
見返り美人のリラックマ

こちらは着物展限定ブライス



このブライスのお値段
40万円


こちらは展示してある着物を複製したもの


この展覧会、かなり評判がよかったので期待して行きましたが・・・質も量も予想の斜め上↗️
かなり良かったです。

会場は写真不可だったけど、東京国立博物館の収蔵品が多かったので、常設展に出て来れば写真撮れることもあるかもしれません。

序章から4章に大きくコーナー分けしてあるのですが、印象に残った展示をご紹介します。

まず、鎌倉〜安土桃山時代の着物のコーナー

こちらの国宝観楓図屏風がとてもよかった✨

国立博物館HPより転載しました。
人物の表情がみんなニコニコととても幸せそう。
なんだかこちらも笑顔になっちゃう

こちらもチラシ掲載の目玉展示
毛利家の着物
重要文化財です。
豊臣ゆかりのモチーフが多数刺繍されていて、豊臣との結びつきの強さがよくわかるらしい。
紅白地のとてもおめでたい柄



こちらが一番印象に残った着物
HPより借りた写真全然可愛くないけど
実物は可憐で
鹿🦌と紅葉が🍁細かな刺繍ですごく可愛いらしい着物でした。


こちらの3点は東京国立博物館収蔵品なので、また見ることができるかも。

そして、江戸元禄期の着物の紹介
こちらには見返り美人の絵も展示されていますよ。

こうして見返り美人の絵を見るとリラックマ買っておけばよかったかなー

そして一番の目玉品かな
尾形光琳デザインの着物

尾形光琳らしい余白のある
コンピュータグラフィックのような柄
上品です






和宮と篤姫の着物も何点か展示されていました。
左側は篤姫の着物
これも実物のが素敵
篤姫は雀が好きだったみたいで、この着物も雪と雀の刺繍がちょっとユーモラス

次の章は男の美学というタイトルで、戦国大名や江戸の若衆の着物を紹介してました。右側は織田信長が下賜した陣羽織。黒鳥毛揚羽蝶模様という陣羽織。黒鳥の羽で蝶をデザインって現代のビジュアル系チックですね。織田信長っぽい。
豊臣秀吉の陣羽織もありました。





明治大正昭和初期の着物もたくさん
この着物はヴァルサーチみたいですね。
他にも竜宮城モチーフとかアヴァンギャルドな着物がいろいろ。



大正時代の着物のコーディネートがたくさんあるのが可愛かった〜着物と帯と帯留めと半襟の色合わせがどれも素敵で。
朝ドラ、エールでも音ちゃんとたまき先生の着物をみてときめいてたけど、その時期の日本文化のセンスのよさ❗️着物の隅々までよーく見てきました。

見学はショップも含めて90分という時間制限があり、時間キッカリに締め出されるわけではないけど、次の時間の人も入ってくるので、時間配分としては60分で一通り見る、20分でお気に入りのおかわり、10分で買い物って感じでしょうか。
時間制限無ければ、あと1時間は滞在できます。
それぐらいボリュームある展覧会です。
特別着物好きな人でなくても楽しめると思います。