久々にアメリカテレビドラマに夢中!
一つ目は『Empire Season 2』
アメリカの音楽界のバックステージものでいかにもモデルがありそう~
と思うエピソードの数々。
ドラマのベースには、家族の物語、今の音楽ビジネスの状況などがしっかりとあり
消して安っぽくなく、ドラマのオリジナル曲などほんとに素晴らしいものがたくさんある。
それぞれの個性ある登場人物も魅力のひとつ。
ここには、完璧ないい人はだれ一人出てこなく、皆弱い部分や計算高い部分などを
しっかり描写していて、そこにすごく共感するのだ。
ファミリーが大切なのに、時にすごく冷徹になる主人公のルシウス(テレンスハワード)
ストリートワイズの持ち主でファッションもかっこいい元妻のクッキー (タラジPヘンソン)
これを家族(もう80過ぎの両親も含め)一緒に見るのが楽しいのだ~
母はこれを見た後、「私は80歳」というラップをし始めた(^_^;)
さて、もうひとつはいまさらながらだが、BSフジにて放送しているのでやっと見る機会のできた
『ハウス オブ カード』
これが、回を追うごとに深く面白くなってきているところ。
主人公のフランシス(ケヴィンスペイシー)がぴったりな冷徹なやり手議員役!
こちらは政治の世界のお話。
それも、かなり、きわどいエピソードばかり。
自分がのし上がるためには人をいくらでも利用し、蹴落とし、冷徹かつ正確に事を成し遂げていく。
自分の友達には絶対したくないタイプだというのに、ドラマの中だとこれが非常に魅力的なのだ。
冷徹になればなるほど、拍手したくなるという不思議。
元々はNetflixのオリジナルドラマでスポンサーや視聴者の顔色伺いをする必要がないために
きわどいストーリーが作れたらしい。
こちらもそれぞれのキャラクターが非常に魅力的で、そこに引き込まれていく。
私はやはり、奥様クレア(ロビンライト)が大好き!
美人でやり手、Empire のクッキーもそうだが、この手のキャラクターに魅かれるのだ。
(ないものを求めるっていうじゃない?)
実際の政界(アメリカのみならず世界中で)似たようなことあるんだろうなぁ、と思いながら見ているが、ここまで仕事を全うするために= 自分の野望のために、冷徹でいられることは、
私生活で交わるわけではないので、「あっぱれ」 な気分になるのだなぁ。
日本の政界だと、議員さんではないが、小泉首相のときの飯島秘書官はこんな感じだったんじゃないのかなぁ、とふと思ったり。
こちらも見終わったのち、ああだこうだと皆で意見や疑問を話すのが楽しいのだった。
