ここのところ、きちんと曲を聴くということが少なくなってきた。
新譜を待ちわびてわくわくすることもほとんどなく。
ちょっと飽きてしまっているのかもしれない。
それとも、歳をとって好奇心や感性が鈍ってしまったのかもしれない。
SNSで紹介されて、ザッピングするかのように、次から次へと曲を聴けるという
ありがたーーい状況であることが、かえってありがたみが薄れてしまっているのかも。
まっさらな状態で予備知識やら固定概念なく、音楽を楽しめていた自分を取り戻したい。
信頼している人のお薦めをこちらから求めることもあるけれど、
自分の感じたことをきちんと、意識して認めていかないと
音楽の方がどんどん自分から離れて行ってしまう気がしている。
「あのプロデューサーだから」「あのレーベルだから」「あの人がいいと言っていたから」
そういうことにあまり振り回されず無邪気に音を楽しむこと。
そんな当たり前のことをしばらく忘れていた。
今これ聴いてわくわくしている。
大丈夫、まだ、音楽そのものに嫌気がさしているわけではない![]()