10歳と8歳の自閉っ子兄弟の子育てを書いています。お兄ちゃんは小学5年生、支援級(情緒クラス)に在籍しています。弟くんは支援学校の小学部3年生です。

 

先日、児童相談所で弟くんの療育手帳の更新、再判定がありました。


その日、弟くんはお兄ちゃんと午前中からデイに行っていました。

午後になり、両親で弟くんだけデイに迎えに行くと弟くんは不穏な声を出しました。

車の中で「どこいくの~?」と言いました。

 

母は2年ぶりの児童相談所で発達検査を受けると言っても分からないだろうなと思い、「勉強しに行くよ!」と予告しました。


弟くんは建物を見ると、ここは来たことがある場所だと分かり入館はスムーズでした。5回目の児童相談所でした。

 

今回、弟くんは初めて一人で発達検査(田中ビネー)を受けることができました。

両親と離れることに少し不安そうな表情を浮かべたので「だいじょうぶだよ」と声をかけました。


検査中、弟くんは離席して室内をウロウロ歩くことはあっても、外に出ることはなく、声かけで着席できていました。

検査具に触ることもなかったそうです。


両親が聞き取りを受けている時間は、弟くんは両親に挟まれて座り、動画を見て待ちました。


 

検査の結果は、生活年齢8歳8ヵ月で、発達年齢は2歳9か月(IQ32)でした。

判定はAの重度と前回と変わらずでしたが、2年前の検査では1歳8ヵ月(IQ20台)の発達年齢でした。それからは伸びていました。

 

3歳で初めて療育手帳を取得した時から、更新のたびに判定と数値は下がり、ここ数年は止まりました。

できることは少しずつ増えても下がり止まっていました。


弟くんが成長していないわけではない、年齢が上がって健常児との差が大きくなったからと考えるようにしても、判定が徐々に重くなっていくことに、悲しみは感じていたので今回は嬉しかったです。

 

検査をしてくれた担当者さんが、2年前はオムツが取れていなくトイレに座る練習をしていたこと、今はトイレが自立したこと。

大きい、小さい、○△□も分からなかったのが、理解できるようになっていること、言葉が増えて簡単な指示も理解するようになっていること、色々と成長を褒めて下さり、ともに喜んでくれたことも嬉しかったです。

 

今回、初めて児童相談所に足を運んでくれた旦那さんは、母や児相の担当者さんがどうして喜んでいるのか分からなかったそうです。


「2年間で1年ちょっとしか成長してないだろう」なんて言うので、それでも凄いことなんだよ!と話しました。


弟くんは大変なことも多いですが、毎日頑張っているんだなと改めて感じ、支援学校の環境が合っているんだなと、良かったと思えた1日でした。

 

 

 


 

 

 

 

 2年前は、飛び出しもありました!







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