7歳と6歳の自閉っ子兄弟と過ごす毎日を書いています。お兄ちゃんは小学2年生、支援級(情緒クラス)に在籍しています。弟くんは療育園の年長です。

 

 

 

先日の保護者支援啓発フォーラムで、子供に決定させることの大切さの話しを聞きました。

ついつい、保護者は失敗をさせないように、こうした方がいい、ああした方がいいと、親の考えを擦り込んで、先回りしてしまいがちだけれど、失敗してもいいから、小さな頃から、小さなことから、自分で選択、決定させる経験が大事だと、保護者がすることは失敗したときにフォローすること、決して失敗を追いこまないこと、そんな内容だったと思います。

 

お話しを聞いていて、反省しました。

花粉症のお兄ちゃんが、粉薬が効かなくなり、錠剤を飲むと言う決定を自分でして、結果、飲めなかった時、母はイライラしてしまいました。


「飲めないなら飲める!って言わないで!」とか、泣きながら母を見てくるお兄ちゃんに「もう知らない!」と言ってしまいました。

 

お兄ちゃん、耳鼻科の先生から「これ飲める?」と実物を見せてもらい、「飲めます!」と答えていました。

処方された錠剤は1錠の半分です。

本当に欠片です。

なんでこれが飲めないの?と正直思ってしまいました。


 

水でダメ、ケーキシロップでダメ、練乳でもゼリーでもダメで、舌先に錠剤は残っていました。

ご飯に混ぜようとすると、「僕は飲みこめない!つぶして」と言われました。

錠剤をつぶして水に溶かすと飲めました。

 

飲み込めないなら、飲み込めるように工夫をすればいいだけなのに、怒ってしまった自分に反省しています。

新しいお薬が効いて、鼻水は止まりました。

しばらくすると、「効いている」と、お兄ちゃんは鼻にいっぱい息を吸いこんで言いました。そこは良かったです。

 

今朝のお兄ちゃんは、鼻の横に、ネコのひげのように鼻水の跡が残っていました。

甘やかしで、顔を拭いてあげると鼻血でした。

こすると痛がるので優しく拭くと、「鼻を噛んだときに、鼻血も出たんだ」と言っていました。

マスクをして、元気に登校班に参加しました。

 

 

 

 

タイトルのぬりえ。

お兄ちゃんは、家庭でぬりえを欲しがることも、することもありませんが、お出かけ先でぬり絵があると必ずやります。

拘り行動なのか、実はぬりえが好きなのか・・

先日も、カブトガニ博物館でぬりえコーナーを見つけると、座っていました。

 





弟くんも真似をして一瞬座り、(きたぁ~!!)と期待しましたが、本当に一瞬でした。

即、離席していました。

4月から支援学校の1年生になります。大丈夫かなぁと、椅子に座れるようになるのかなぁと、心配になりました。

 

 



上が旦那さんのぬりえ。下がお兄ちゃんのぬりえです。

二人がぬりえをしている間、弟くんは待てなくて館外に出たくて、母の手を引き、不穏でした。

 

 


 

 

 

読んでくださりありがとうございます。

 

 






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